2018年7月23日月曜日

ダブステップの科学|ジェームス・ハンバーストーン|TEDxOxford

TEDxOxford in 2016のテーマは「X を見つける」でした。ジェームス・ハンバーストーン氏は自身のトーク「ダブステップの科学」で、今の世代や将来の世代が「Xを見つける」には、どの国においても教育を改革し、抽象的思考ができる労働者の集団を形成していく必要があると提案しています。作曲家、科学技術者、音楽学者、音楽教育者であるハンバーストーン氏は、音楽は全てのアートの中で最も抽象的であると述べ、また、技術的に深みがあり、文化的に適切な音楽教育は、教育の焦点を、結果が影響力を持つ標準テストから、人を惹きつけ想像を掻き立てる生徒中心の学習へと移し、教育改革を先導することができだろうと主張します。同氏が人間が持つ音の知覚の素晴らしさを説明し、TEDの観衆が参加する12音を使ったダブステップソングを作ります。 ジェームス・ハンバーストーン氏は作曲家、科学技術者、教師として、音楽教育が21世紀の課題を乗り越え全ての教育をリードすることができると信じています。結局のところ、音楽より体験的、創造的で子供中心の科目はないと同氏は言います。「クラシックの」作曲家として教育を受けたジェームス氏は1997年にオーストラリアのシドニーに移住し、音楽ソフトや教育(子供から大人まで)の分野で働き、音楽学者としても仕事をしてきました。現在はシドニー音楽院で音楽教育の講師を務める傍ら、作曲家としても精力的に活動を続けています。最近の音楽的な作品に、オーストラリア国立海洋博物館にある廃艦になった駆逐艦と潜水艦の上に、常設されている電子アコースティックなインスタレーションがあります。2016年には、ヒップホップのアルバムに合作で取り組んでおり、連作歌曲を1曲作っています。また、シドニー大学初の(無料)大規模公開オンライン講座「The Place of Music in 21st Century Education」をwww.coursera.orgにて公開したばかりです。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Midori T、レビュー Tomoyuki Suzuki)

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