2019年6月14日金曜日

古い芸術、新しい意匠|ジュリア・ヌーラン=メラー

ナイトクラブが舞台のモーツァルト?倉庫でオペラ?TEDxUNOのトークで、ジュリア・ヌーラン=メラーは、オペラという古典的芸術形式を21世紀に甦らせることで、私達のオペラ観を変えてくれます。 アメリカとカナダとフランスの3つの国籍を持つジュリア・ヌーラン=メラーは、演劇、映画、テレビ、特にオペラや、観客が劇中の世界に浸れる没入型の、特定の場所での上演を想定したサイト・スペシフィック演劇を得意分野とする、先進的なヌーラン=メラー・スタジオの主任デザイナーです。ボストン・リリック・オペラの助監督を務める他、ゲリラ・オペラの舞台美術・制作責任者、ニューヨークのアティック・シアターの常駐舞台美術デザイナーでもあります。 先シーズン、ヌーラン=メラーは『The Rape of Lucretia』の公演でArtsImpulse ボストン最優秀舞台美術賞、『Gallo』で最優秀オペラ賞を受賞しました。2016-17年のシーズンは、ピッツバーグ・オペラの『椿姫』の舞台美術と北京の、広さ5千平米弱の没入型ショー『ピーター・パン』で活動を開始しました。2月にはオペラ・オマハに戻り、モーツァルトの『コシ・ファン・トゥッテ』の舞台美術を、その後ボストン・リリック・オペラでスタニスラフスキーの『The Rake's Progress』を手がけます。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Yuji Omori、レビュー Masaki Yanagishita)

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