2013年6月27日木曜日

デビッド・ローガン:集団のリーダーシップ


TEDxUSCでは、経営学の教授であるデビッド・ローガンが、学校や職場、そして運転免許センターなどで人間が自然と形成する、5種類の集団についてお話しします。私達が共有する集団の傾向を理解することで、よりよい個人へとお互いを導く一助となるでしょう。(TEDxUSC 2009、Emi Yoshida、字幕校正 Natsuhiko Mizutani)

ボグマ・カビセン・ティタンジ : HIV治験への倫理的問いかけ


これはよくある話です 。サハラ砂漠以南に住むアフリカ人女性が、 HIV治験終了後、 病院へのバス賃さえ払えず、ましてや 自分の命を繋ぐ抗レトロウイルス薬を買うこともできず投与されずに 放っておかれています。ボグマ・カビセン・ティタンジは 重要な疑問を問いかけます。どうすればHIVに苦しむ人々の弱みに付け込むような事をせずに、HIV治癒の研究が出来るものか と。 (TEDxGoodenoughCollege 2012、字幕 Chris Wang、字幕校正 Kuniko Onozuka)

2013年6月25日火曜日

ウェイド・デイヴィス: 儀礼と信仰のワールドワイドウェブ


人類学者のウェイド・デイヴィスが世界中の信仰や儀式を紹介しつつ、私たち人類に共通する人の証しを語ります。美しい写真とともに博士が語る物語のひとつは、南アメリカのシエラネバダに住む先住民族についてです。彼らは世界の平和を保つために特別な儀式をします。(TED2008、字幕 Akira Kan、字幕校正 Jarred Tucker)

リウ・ボーリン 「見えない男」


「見慣れた場所で、人が見えなくなることなどあるだろうか?」 リウ・ボーリンの素晴しい作品は、こんな疑問を投げかけているように思えます。彼は北京在住の芸術家で、「見えない男」と呼ばれます。彼は、ほとんどの作品で真ん中の手前側にいますが、まったく見えないのです。背景に溶け込むことで、彼は社会的、政治的問題への関心を呼び起こそうとしているのです。(TED2013、字幕 Kazunori Akashi、字幕校正 Natsuhiko Mizutani)

2013年6月23日日曜日

リチャード・ウェラー:太陽光は健康にいいかもしれない?


リチャード・ウェラーは、我々の体は太陽光からビタミンDを生成するが、太陽光にはもう1つの驚くべき働きがある、と指摘します。 彼のチームの新しい研究によれば、皮膚に大量に蓄えられている窒素酸化物は紫外線で放出され、血圧と心臓血管に非常によい効果をもたらしている可能性があります。 これは何を意味するのでしょう?この発見から、スコットランドに住む人がオーストラリア人より病気がちな理由を説明できるかもしれません・・・。(TEDxGlasgow 2012、字幕 Shigeto Oeda、字幕校正 Ami Yokoyama)

モリー・クロケット「でたらめ神経科学に気をつけろ」


近代の市場では脳があらゆるところに登場します。例えば、ニュース記事の見出しにはチーズサンドイッチが意思決定の手助けになるとあるし、"ニューロ(神経)"ドリンクはストレス軽減に役立つとうたわれています。そこには一つ問題があると、神経科学者モリー・クロケットは指摘します。その問題とは、これらの神経促進作用は科学的に実証されていないということです。簡潔な本スピーチで、彼女は神経科学データの解釈の限界を説明し、なぜ我々がそれを知る必要があるのかを指摘します。(TEDSalon London Fall 2012、字幕 Kana Tsumoto、字幕校正 Hidehito Sumitomo)

ロドニー・ブルックス「ロボットは我々の生活を侵略する」


2003年のこの予言的な講話において、ロボット研究者であるロドニー・ブルックスは、玩具から家事、そしてその先に至るまで、ロボットがどのように我々の生活において役割を果たして行くかを述べています。(TED2003、字幕 Shungo Haraguchi、字幕校正 Akiko Hicks)

2013年6月20日木曜日

シャム・サンカー:人間とコンピューターの協力関係のはじまり


コンピューターによる力任せの計算だけでは世界を悩ます問題を解決する事はできません。例えばテロリストを捕まえたり、目には見えない兆候を見つけたりといった難しい問題の解決は、正しいアルゴリズムの発見によってではなく、コンピューターの計算能力と人間の創造力を正しい共益関係にすることによってもたらされるとシャム・サンカーは語ります。(TEDGlobal 2012、字幕 DSK INOUE、字幕校正 Akinori Oyama)

カタリナ・モタ: スマート素材で遊んでみよう


電気を通すインク、スイッチ一つで不透明になる窓、音楽を奏でるゼリー。こんな製品が本当にあります。カタリナ・モタは、これで遊んでみようと語りかけます。彼女は意外でクールな新しい素材を紹介し、その素材が何に使えるかは、実験やいじってみること、そして楽しむことで見つけることができると提案します。(TEDGlobal 2012、字幕 Sakuya Kawakami、字幕校正 Mari Arimitsu)

2013年6月19日水曜日

ジャック・アンドレイカ 「15才で、がんの低価格検査法を発明するには」


ジャック・アンドレイカは15才の高校一年生です。彼はすい臓・卵巣・肺のがんをたった3セントの費用と5分で検査できる革新的な試験紙を開発しました。(TEDxMidAtlantic 2012、字幕 Akinori Oyama、字幕校正 Akiko Hicks)

2013年6月18日火曜日

ピーター・ウォード が語る大量絶滅


大量絶滅の原因は隕石衝突説が有力視されますが、『メディア仮説』の著者、ピーター・ウォード博士は地球上の大量絶滅の多くは微生物が引き起したと唱えます。毒性の悪者である硫化水素には医学的に興味深い応用分野がある、と博士は言います。(TED2008、字幕 Akira Kan、字幕校正 Jarred Tucker)

2013年6月17日月曜日

ジェニファー・ヒーリー: もし車が話せたら事故は避けられる


車を運転するときは、ガラスに囲まれた密閉空間に乗り込みドアにロックをかけ、自分の目を頼りにして — 前後の数台しか見ることはできないにも関わらず — アクセルを踏み込みます 。しかし車同士が位置や速度の情報を共有し、予測モデルを用いて道路上の全員にとって最も安全な経路を計算できたらどうでしょうか?ジェニファー・ヒーリーは事故の無い世界を想像します。(TED@Intels 2013、字幕 Tomoshige Ohno、字幕校正 Hidehito Sumitomo)

光は粒子?それとも波?- コルム・ケレハー


光は波か粒子なのか はっきりどちらと決めて説明できるものでしょうか?これらの性質は相容れないものなのでしょうか?この光と色のシリーズの第三回目で コルム・ケレハーが光の持つ波と粒子の二面性と、光そして色を見る仕組みを説明します。(講師 コルム・ケレハー、アニメーション ネルソン・ディアス、字幕 Akiko Hicks、字幕校正 Chiaki Takeuchi)
※このビデオの教材がed.ted.comにあります: http://ed.ted.com/lessons/is-light-a-particle-or-a-wave-colm-kelleher

パオラ・アントネッリが語る「デザインと柔軟性展」


ニューヨーク近代美術館(MoMA)のキュレーター、パオラ・アントネッリが、「デザインと柔軟性展」について紹介します。現代人の考え方を表す数々の作品やデザインを集めた、革新的な展覧会です。(EG 2007、字幕 Maiko Kosaka、字幕校正 Hidehito Sumitomo)

2013年6月15日土曜日

デイビッド・アンダーソン:あなたの脳はただの化学物質の袋ではない


現代の精神治療薬は脳全体に影響を与えてしまいます。しかし神経生物学者のデイビッド・アンダーソンは脳がどのように機能するかという微妙な差異に着目しました。今日彼が発表するのは、効果が高く、そして副作用も回避できる精神病の投薬治療法へとつながる新しい研究結果です。彼は何をしたのか?まず、大量のハエを怒らせるところから始めました。(TEDxCaltech 2013、字幕 Hisae Uchiyama、字幕校正 Hidehito Sumitomo)

ジヘ・パク:バイオリン―魂の暗闇を越えて

世界的に有名なバイオリニストになるために模索していたとき、ジヘ・パクは深刻なうつ病を患いました。音楽だけが彼女を再び立ち上がらせ、一流のコンサートホールで演奏することだけが目標ではなく、できるだけ多くの人にバイオリンの素晴らしさを伝えることが目標になりうることを示してくれました。(TED2013、字幕 Ami Yokoyama、字幕校正 Akinori Oyama)

ジャレド・フィックリン 「新しい音楽の見かた(色で見る! 炎で見る!)」


デザイナーのジャレド・フィックリンが、音楽を鮮烈に視覚化します。色による表現、さらにはTEDステージに初めて火を持ち込んで、音が私達にどのような感覚を与えるのかを明らかにします。さらにそこからスケートボード場の音の分析に進み、音が私達の創造性をどう高めるかを分析します。 ジャレド・フィックリンはフロッグ・デザインでユーザーインターフェースを設計しています。趣味として、光や形や火による音楽の表現を追求しています。(TED2012、字幕 Kazunori Akashi、字幕校正 Natsuhiko Mizutani)

2013年6月13日木曜日

ドリス・キム・サン:呼吸する金属


近代建築は床から天井までの窓で壮観な視界をもたらします。しかし、冷却に多大なエネルギーを必要とします。ドリス・キム・サンはサーモバイメタルという皮膚のように環境に応じて動くスマートマテリアルに取り組んでいます。これは日除けとなり自動的に換気してくれる素材なのです。(TEDxUSC 2012、字幕 Takafusa Kitazume、字幕校正 Ikumi Aihara)

2013年6月12日水曜日

スー・オースティン:車椅子で海中散歩


16年前、電動車椅子を手に入れた時、スー・オースティンはこれまでにない圧倒的な自由を感じました。しかしその一方、周囲の人々は、まるで彼女が何かを失ってしまったかのような視線を向けました。自身の創作活動を通じて、スーは外の世界を走り抜ける時におぼえる、奇跡のような感覚を伝えようとします。水中車椅子に乗ったスーが海底散歩を楽しみ、魚の群れと戯れ、海中を360度自由自在に浮遊するわくわくするような映像をご覧ください。 (TEDxWomen 2012、字幕 hiroyo okajima、字幕校正 Mari Arimitsu)

マーカス・バーン: フンコロガシの踊り


フンコロガシの脳は米粒ほどの大きさです。ところが彼らの食糧である動物の排泄物を転がして巣に持ち帰るとなると目を見張る知性を発揮します。どうやって?その秘密は彼らの踊りにあるのです。(TEDxWitsUniversity 2012、字幕 Chiaki Takeuchi、字幕校正 Misaki Sato)

フリーマン・ラバウスキー:大学が科学で成果を上げるための4つの柱

12歳にしてマーチン・ルーサー・キング牧師とデモ行進に参加したフリーマン・ラバウスキーは、今や メリーランド大学ボルティモア・カウンティー校(UMBC)の学長です。この学校で彼は、アフリカ系アメリカ人、 ラテン系アメリカ人、あるいは低所得者層出身の学生などの、少数派学生が 理数系分野の学位を取得するための環境作りに取り組んでいます。このスピーチでは、UMBCの取り組みの中心に据えている4つの柱について語ってくれています。(TED2013、字幕 Chiaki Takeuchi、字幕校正 Marie Kanke)

2013年6月10日月曜日

文字を発明したのは誰でしょう? マシュー・ウィンクラー


文字の出現は会話よりも何千年も後でした。発明され、発展してきた文字はすべて、シュメールと中国の二つの文明まで遡ることができます。マシュー・ウィンクラーはシュメールのくさび形文字の進化を分析し、それら最初の記号文字と単純な絵の意味との違いを説明します。
(講師 マシュー・ウィンクラー、アニメーション TED-Ed、字幕 Yuka Rieser、字幕校正 Mitsuko Atsusaka)
※このビデオの教材がed.ted.comにあります
http://ed.ted.com/lessons/who-invented-writing-matthew-winkler

2013年6月8日土曜日

ヴィクラム・パテル:皆の心の健康を皆の力で届けよう


世界中で4億5000万の人々が精神疾患に苦しんでいます。富裕国でも 適切なケアを受けているのはわずか半数であり、発展途上国では90パーセント近くが手当を受けていません。精神科医が不足しているからです。 ヴィクラム・パテルは非常に有望な解決法を描きます。それは地域社会に属する人々がメンタルヘルスの処置をできるように訓練すること。普通の人々が他人のケアをできるように支援するのです。(TEDGlobal 2012、字幕 Satoko Tasaka、字幕校正 Natsuhiko Mizutani)

ピーター・ラインハート「おいしいパンの話」


いろいろなパンが次々と焼き上がる・・・誰もに愛され、なくてはならない食べ物であるパンへの賛辞として、ピーター・ラインハートが日々私たちが食べているパンを作るための必須の組み合わせ(小麦とイースト、でんぷんと熱)に関して熟考します。(Taste3 2008、字幕 Shigeto Oeda、字幕校正 Marie Kanke)

2013年6月7日金曜日

ローレンス・レッシグ「皆で共和国本来の国民の力を取り戻そう」


アメリカ政治の中心に存在する腐敗は、連邦議会議員の資金調達がごく一部の国民に依存していることに起因している。これが法学者ローレンス・レッシグの見解です。この講演では、めまぐるしく変わるスライドを使って、アメリカの政治資金調達プロセスがいかに共和国を根底から弱体化させているか説明し、改革に向けた超党派的な連携の必要性をアメリカ国内外に訴えます。(TED2013、字幕 Akiko Hicks、字幕校正 Tadashi Koyama)

マーク・ショー「とてもドライなデモ」


マーク・ショーが「ウルトラ・エバー・ドライ」という、撥水コーティングのデモをします。このコーティングは、驚くほど、水や水性のものを強力に跳ね返します。ナノレベルで、スプレーは空気の傘となり、表面を覆って水を弾くのです。最後の逆転劇をお見逃しなく。(TED2013、字幕 Yuko Yoshida、字幕校正 kenji sudo)

フィル・ハンセン 「震えを受け入れる」

フィル・ハンセンは美術学校時代、激しい手の震えに襲われ、大好きだった点描画が描けなくなりました。完全に打ちのめされた彼は、目標を見失います。立ち直るきっかけは神経科の医師のこんな単純なアドバイスでした。「限界を受け入れなさい・・・そして乗り越えなさい。」(TED2013、字幕 Kazunori Akashi、字幕校正 Yuko Yoshida)

2013年6月3日月曜日

ティモシー・プレステロ:賞ではなく人のためのデザインを


ティモシー・プレステロは、途上国の新生児のために完璧な保育器をデザインしたと思っていました。でもそれは製品化に失敗し、彼のチームは厳しい教訓を学びます。賞賛されるためのデザインではなく、実世界での使用に役立つデザインの大切さを謳うマニフェストの誕生です。(TEDxBoston 2012、字幕 Wataru Narita、字幕校正 Tadashi Koyama)

スカイラー・ティビッツ: 世界を変える4Dプリンティング


3Dプリンティングは1970年代後半から高度化してきました。TEDフェローであるスカイラー・ティビッツは、4つ目の次元として時間軸を加えた4Dプリンティングという次世代技術を開発しています。この新技術により、時間とともに自分で形を変えたり、自己組織化するような物体をプリントできるようになります。目の前で折り畳まれる立方体や、需要を理解し伸縮する水道管を想像してみて下さい。(TED2013、字幕 Tomoshige Ohno、字幕校正 Yuko Yoshida)

フアン・エンリケス: タトゥーのように残るあなたのオンラインライフ


もしアンディ・ウォーホルが間違えていて、私たちは生涯で15分間有名になる代わりに、15分しか匿名になれないとしたらどうでしょう?この短いトークで、フアン・エンリケスは個人のプライバシーをデジタルのメディアにシェアすると、驚くほど永続的に記録されてしまう実態について語ります。私たちがどのように「電子タトゥー」に対処すべきか、古代ギリシアの神話を交えて紹介します。(TED2013、字幕 Mari Arimitsu、字幕校正 Akira Kan)

ニロファー・マーチャント: ミーティングは歩きながら


ニロファー・マーチャントが人生、そして健康に大きなインパクトを与える可能性を秘めたちょっとしたアイデアを提案します。今度1対1でのミーティングの予定が入ったら、歩きながらのミーティングにしてみましょう。そして、歩きながら話している間にアイデアが浮かんでくるのを待ってみましょう。(TED2013 字幕 Tomoshige Ohno、字幕校正 Takahiro Shimpo)

ラムジー・ムサラム 「学びを輝かせる3つのルール」


化学の先生であるラムジー・ムサラムは、生死にかかわる状況を経験して初めて、10年間続けた「エセ教育」から抜け出し、教育者としての真の役割―好奇心を育てること―を理解します。楽しく、自らの体験も交えながら、ムッサラームは、想像力と学びを輝かせ、生徒たちが世界の仕組みに目を輝かせるようになる3つのルールを紹介します。(TED Talks Education 2013、字幕 Yuko Yoshida、字幕校正 Yuting Liu)