2019年2月28日木曜日

エイミー・エドモンドソン: 他人同士の集まりをチームに変える方法

ビジネススクールの教授であるエイミー・エドモンドソンは「チーミング」の研究をしています。チーミングとは前例のない緊急の、あるいは非日常的な問題を解決するために、(たいていは一時的に)人々が迅速に集まることです。エドモンドソンが、2010年にチリで地下800メートルに取り残された33名の鉱夫を見事に救出した事例といった即興的なチームワークの在り方を振り返りながら、他人同士の集まりを、速やかかつ的確に考えをまとめ、困難な課題に機敏に対応できるチームに変えるための要素を共有します。 (翻訳 Takashi Okada、レビュー Eriko Tsukamoto)

2019年2月27日水曜日

スーザン・エメット: 簡単な検査が子供の聴力を取り戻す

僻地に住む子供たちは医者にかかるのに苦難を伴うことがあります。ましてや、高額で検査が複雑な聴覚訓練士を訪ねることは更に少なくなります。その結果、耳内感染やその他の治療・予防が可能な原因から、あまりに多くの子供たちが聴力を失っています。そのため、耳科医師でありTEDフェローでもあるスーザン・エメットはアラスカ州の15の僻地コミュニティーで活動し、携帯電話しか必要としない簡単で低費用の検査法を考え出しました。彼女の活動と、それが聴覚医療を受けられない子供たちの生活をどの様に改善しうるかを学んでください。

2019年2月26日火曜日

原子核を破壊する粒子加速器の仕組みは? ― ドン・リンカーン

原子核破壊装置「粒子加速器」は、極めて低い温度と圧力下で、すさまじい速さで原子核を衝突させます。科学者らが原子核を破壊するべく、電界・磁界両方のパワーを利用し、結果的に、宇宙にある物質についての重要な発見を導く方法をドン・リンカーンが説明します。 講師:ドン・リンカーン アニメーション:Sputnik Animation *このビデオの教材:https://ed.ted.com/lessons/how-does-an-atom-smashing-particle-accelerator-work-don-lincoln

2019年2月25日月曜日

オルガ・ユルコヴァ: フェイクニュース大国 ロシアとの戦いの中で

「事実が間違っていれば、判断も間違うことになる」と、編集者でありTEDフェローのオルガ・ユルコヴァは言います。フェイクニュースの氾濫を食い止めるため、彼女らジャーナリストはStopFake.orgを立ち上げました。そこでは、偏りのある報道や誤報を暴露し、私達が失ったジャーナリストや指導者、制度への信頼を取り戻そうとしています。誤った情報に対する戦いについて知るとともに、確実にフェイクニュースを読まされない(または拡散しない)ようにする2つの重要な方法について学んでください。 (翻訳 Takeshi Kawashima 、レビュー Yuko Yoshida)

2019年2月24日日曜日

トミー・マッコール: 美しいグラフはシンプルに全てを伝える

歴史のレッスンであり、かつグラフへのラブレターでもある講演で、情報デザイナーのトミー・マッコールは数百年にわたるグラフの進化をたどります。そして、どのようにして分かり辛いデータを理解しやすい形へと変えることができるのかを説明します。「グラフによって情報を素早く理解できるようになります。本1冊分の情報もたった1ページで見ることができるのです。グラフこそ、新たな発見への扉を開く鍵なのです」と、マッコールは言います。

2019年2月23日土曜日

マティアス・ミュレンベック: 医師の報酬を健康維持を基準に支払うとしたら?

病気になってからの治療だけに支払いをするのではなく、健康を維持することにより医師に報酬を支払う制度に変えるとどうなるでしょうか?マティアス・ミュレンベックは「病気のケア」に対応する制度から、真の意味の「健康のケア」に応じる医療制度にするという、抜本的な考え方の転換により、患者は不要な費用負担やリスクの高い処置を免れ、人々の健康をより長期にわたり維持できると説明します。

2019年2月22日金曜日

こころを揺さぶれ|松尾 謙二郎| TEDxFukuoka

いろいろな経験から得られる情報や知識の「粒」は、大きくなったり変形しうる。自分の肌感覚を信じて、その粒を「シェイク」して形にしていくことこそがクリエイティブの原動力であると語る。 作曲家、クリエイティブディレクタの松尾謙二郎氏が代表を務める「インビジブル・デザインズ・ラボ」は、音を多角的にクリエイトすることで注目を浴びているクリエイティブチーム。NTTドコモのCM「森の木琴(Xylophone)」は、松尾氏がサウンドデザインと木琴製作総合ディレクションを担当し、福岡県内で撮影・制作されたもので、カンヌ国際広告祭、金賞の栄冠に輝いた。他にも2011・12年ACCゴールドなど受賞多数。映画音楽、WEB、他のジャンルとのコラボレーションなど活動の幅は広く、また、パリの装飾芸術美術館でインスタレーションを行うなど、海外での活動も多数行っている。現在、森の木琴とリンクする、自然エネルギーで演奏する大型楽器プロジェクトʺKO-TONEʺを進行中。「新しい経験の喜び」を支えに、アナログとデジタルをまたぐ新しいクリエイティブの可能性を探り続ける。 このビデオは、TED カンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDx イベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

2019年2月21日木曜日

クリオ・ウェイド: 世界を変えたいって?勇気を出して思いやりの心を示して下さい

芸術家であり詩人であるクリオ・ウェイドは、「愛」と「受容」が足りないように見える時代に、その両方を唱える感動的な詩を引用します。人生の始まりと終わりにいる人々の物語を織りなし、成長(そして声を上げること)に関する真実を共有します。そして、充実した人生を送るための知恵に思いを巡らせた結果、シンプルでありながら永続するメッセージを残します。自分自身に優しくすること、他人に優しくすること、地球に優しくすることです。「世界は『より良き人であれ』とあなたに求めます」とウェイドは言います。そして「受容の『はい』を恐れないで」と。 (翻訳 Mariko Oyabu、レビュー Masaki Yanagishita)

ダン・ナイツ: 腸内細菌はこんな方法で研究されている

ヒトの腸内には約百兆の細菌が住んでおり、感染を予防し、消化を助け、免疫系を調整してくれています。しかし、ヒトの体が現代社会に適応するとともに常在細菌の種類が減ってきており、同時に腸内細菌多様性の減少に関連する病気が先進国で急激に増加しています。計算微生物学者のダン・ナイツが、発展途上国の住民とアメリカ人のマイクロバイオームの違い、そしてそれが健康に及ぼしうる影響についての興味深い発見を紹介します。あなたの体内に広がる細菌の世界について、そして腸内細菌の多様性を取り戻し補充する技術を開発するためにどんな研究がされているのか、見ていきましょう。

音楽の未来はどんなもの?|ピーター・コッジャス|TEDxUniversityofRochester

ピーターが21世紀のミュージシャンの在り方を探究します。 ギタリストであるピーター・コッジャスは、四半世紀にわたり北アメリカやヨーロッパ全土で自らの音楽への愛を生徒や観客と分かち合ってきました。演奏者、教育者、管理者としてのピーターの目標は、年齢や経験に関わらず皆の生活の中に音楽を関わらせることです。イーストマン・コミュニティー音楽院のギター科で19年教員を務めた後、2017年7月に同音楽院の副学部長に就任する予定です。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

2019年2月20日水曜日

動物における信頼|クラースヤン・ブーン|TEDxRadboudU

生物学の学生、クラースヤン・ブーンが動物の世界における信頼の重要性について話します。弱肉強食の世界と思っているかもしれませんが、驚くべきことに多くの動物が種として大成したのは、信頼のおかげなのです。ブーンはいくつかの例を挙げます。ニシンを捕まえるために協力するシャチはどうでしょう?空中のワシを見張る仲間がいる中、クモやサソリを捕まえるミーアキャットは?肉食魚の歯を掃除するエビはどうでしょう?我々は動物たちから何を学べるのでしょうか。信頼は我々の目的を達成する手助けになり、また、我々を有能にしてくれ、新しい機会を見つける手助けにもなると、ブーンは結論づけます。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

ヨーロッパの歴史を変えたノルマン人 ― マーク・ロビンソン

時は1066年、ノルマン人の歩兵と騎兵7000人が、船で英仏海峡を渡りました。100万以上の人々が暮らすイングランドが彼らの標的です。また時を同じくして、他のノルマン人の集団もヨーロッパ全土に向けて出発していました。この戦士たちは一体何者で、どうやってこれほど広範にその足跡を残したのでしょうか?マーク・ロビンソンがノルマン人の歴史を簡単に紹介します。 講師:マーク・ロビンソン、アニメーション:Echo Bridge このビデオの教材 : https://ed.ted.com/lessons/how-the-normans-changed-the-history-of-europe-mark-robinson (翻訳 Megumi Sakata、レビュー Tomoyuki Suzuki)

2019年2月19日火曜日

結晶から電気を絞り出す方法 ー アシュウィニ・バラシュラ

SFのような話ですが、砂糖の結晶に圧力を加えると、なんと自身で電気を生成します。この単純な結晶が小さい動力源のような働きをするのは、砂糖には圧電効果があるからです。圧電体が、例えば圧力や音波やその他の振動のような機械的応力をいかにして電気に変えるのか、またその逆も成り立つことを、アシュウィニ・バラシュラが説明してくれます。 講師:アシュウィニ・バラシュラ、アニメーション:Karrot Animation *この動画のレッスン:http://ed.ted.com/lessons/how-to-squeeze-electricity-out-of-crystals-ashwini-bharathula (翻訳 Satya Srk、レビュー Misaki Sato)

2019年2月18日月曜日

難民となった子どもたちにeラーニングを利用した教育を届けよう | ルダイナ・アブドゥ | TEDxAmsterdamED

自分自身も子どもの時、難民になった経験を持つルダイナは、難民となってしまった大勢の子どもが教育を受け続けることができるようにするため、Thaki財団(Thakiはアラビア語で「賢い」を意味します。)を設立しました。Thaki財団は、「大切に扱われてきたコンピューター」を集め、自学自習用の学習教材を利用できる状態にし、教育資源に恵まれない子どものもとに届けるのです。これまで、4,000人以上の子どもにコンピューターを届けてきました。 ルダイナは、マサチューセッツ工科大学で建築学の学士号を取得し、マギル大学で都市計画学の修士号を取得したほか、アムステルダムTHNK創造的リーダーシップ養成スクールの卒業生でもあります。THNKは革新的な考え方、新しさを産むリーダーシップ、使い勝手を中心に据え、世の中を変えるようなシステムを構築する挑戦的なデザイン能力を育成する、優れたプログラムです。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Noriko Yasumoto、レビュー Riaki Hirota)

2019年2月17日日曜日

ペター・ヨハンソン: 我々は自分の行動理由を本当に分かっているのか?

実験心理学者のペター・ヨハンソンは、「選択盲」と呼ばれる、人は自分が好きなものを選んでいると自分に思い込ませているという現象を研究しています。この驚くような講演で彼が紹介するのは、「我々はなぜそうしているのか?」という疑問に答えるためマジシャンの協力のもと考案された実験で、自己認識の本質や、操作されたときに人はどう反応するかという点で大きな意味のある結果が得られています。あなたも自分で思っているほど自分のことが分かっていないのかもしれません。 (翻訳 Yasushi Aoki、レビュー Yuko Yoshida)

水はどんなときなら飲んでも安全なの? ― ミア・ナカムリ

水は心身を元気づけ、潤いをもたらし、私たちの生存には欠かせないものです。しかし清浄水は貴重ながら欠乏しがちな生活必需品であり、日常的に利用ができない人々が、まだ8億人近くもいます。なぜでしょう?また、それが水道水であれ、それ以外の水であれ、飲み水が安全かどうかの判断基準は何でしょうか?ミア・ナカムリが、水の汚染と処理方法について調べます。 講師:ミア・ナカムリ アニメーション:Rooftop Animation *このビデオの教材:https://ed.ted.com/lessons/when-is-water-safe-to-drink-mia-nacamulli (翻訳 Takamasa Omata / 小俣貴雅、レビュー Tomoyuki Suzuki)

意図的に夢を見ること|シェイラ・マクネリス・アサト|TEDxGustavusAdolphusCollege

どうやったら意識的に夢に取り組むことができ、その取り組みを創造性と健康をもたらすのに役立たせることができるのでしょうか? 認定資格を持つイマジネーション具現化コーチであり夢見ることを職業とし、教壇にも立つ芸術家のアサト氏(グスタフ・アドルフ大学1982年度生)は、ミネソタ大学のスピリチュアリティ&ヒーリングセンターの講師で、 Minnesota Center for Book Artsの教職員でもあります。2006年、アサト氏は国際夢研究協会の国際学生研究賞を受賞しました。人が人生の衝撃的な出来事を乗り越える際に創造性が果たす癒しの役割に気づく手助けをするという、自身の情熱が受賞に繋がったとも言えます。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Midori T、レビュー Hiroshi Uchiyama)

2019年2月14日木曜日

ダリエス・チザム: 人生を一変させたリベンジポルノ

リベンジポルノやネットいじめの被害者になったら、あなたにできることは何でしょうか? 「できることは、恐ろしいまでに少ない」と、ジャーナリストであり活動家のダリエス・チザムは言います。彼女自身、知らない間に同意もなしに撮影された性的な写真をオンラインに公開されるという悪夢のようなシナリオを経験しました。彼女は被害者を助けるためにどんな取り組みをしているかについて語り、加害者を罰するために設けられた法制度の現状について説明してくれます。

スティーブン・デベリー: 街の東側に貧困地域が多いのはなぜか

社会的、経済的、環境的にぎりぎりの生活をするコミュニティの共通点は何でしょう?1つは、都市の東側に位置している傾向があるということ。この驚くべき洞察をテーマとした、短いトークでは、人類学者であり投資資本家のスティーブン・デベリーが、カリフォルニア州のイーストパロアルト、イーストエルサレムなどの都市では、都市の環境要素と人的要素の両方によって必然的に格差が生まれたのだと説明し、さらに単純明快な解決法を紹介します。

2019年2月13日水曜日

季節学と自然界の変化するリズム ― レジナ・ブリンカー

急速な地球温暖によって、季節の変化がもたらされています。いくつかの種の植物に春が以前より早く来ると、食物網にその影響が波及します。レジナ・ブリンカーは、これらの変化が、「生物季節」、つまり動植物の自然の周期にどう影響を及ぼすのかを説明します。 講師:レジナ・ブリンカー アニメーション:The Leading Sheep Studios *このビデオの教材:https://ed.ted.com/lessons/phenology-and-nature-s-shifting-rhythms-regina-brinker (翻訳 Takamasa Omata / 小俣貴雅、レビュー Masaki Yanagishita)

フィン・リュツォー=ホルム・ミスタッド: テクノロジー企業があなたを欺いてデータとプライバシーを放棄させる手口

アプリの利用規約を実際に読んだことがありますか?ノルウェー消費者委員会のフィン・ミスタッドと彼のチームが実際に読破したところ、一般的なスマホに入っている全アプリの利用規約を読むのに約1日半かかりました。ミスタッドが、テクノロジー企業がユーザーを欺くために用いる驚くべき方法について話し、ユーザーの同意の下に企業が収集した個人情報に関する洞察や、企業が想像を超える規模で行っているデータ利用の手口を紹介します。 (翻訳 Tamami Inoue、レビュー Midori T)

笑いヨガ|リリアナ・デ・レオ|TEDxMontrealWomen|

幸せをはぐくむ方法を学びたいなら、笑いヨガを試そう! リリアナ・デ・レオはフィットネス会社「Living Laughter」の創設者かつ社長です。レジャー科学の学士号を持ち、1998年から健康関連分野で仕事をしてきました。笑いヨガ公認講師、canfitpro公認個人トレーナーの資格を持っています。YMCAのフィットネスプログラムディレクターを務めてきたリリアナは、フィットネス分野で高い実績を持っています。2006年には笑いヨガの指導者になり、彼女の指導を求める声が増えたため、2008年に Living Laughter Centre を開設しました。リリアナは笑いヨガの創始者である医師のマダン・カタリアの訓練を受け、2011年に笑いヨガの講師になりました。以来、笑いヨガ指導者養成コースを多様な人々に提供しています。Living Laughterが主催する笑いヨガワークショップに影響を受けた多くの人々が、普段の生活や仕事にその哲学を活かしています。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくはhttp://ted.com/tedxをご覧ください。

2019年2月12日火曜日

パーマカルチャー|ジェフ・ロートン|TEDxAjman

ジェフ・ロートンは世界的に有名なパーマカルチャーの教育者、コンサルタント、実践家です。イギリスからオーストラリアへ移住後、タスマニア州でビル・モリソンと共にパーマカルチャーを学びました。ジェフは、オーストラリアのニューサウスウェールズ州にあるタガリファームにパーマカルチャー研究所(PRI)を設立しました。その土地はモリソン氏によって開発された59ヘクタールの農場でした。PRIは後にザ・シャノンにあるゼイツナファームに移り、現在に至ります。 ジェフは1985年より、30か国において、個人、グループ、地域共同体、政府、援助団体、多国籍企業向けにパーマカルチャープロジェクトをデザイン、実施を行ってきました。パーマカルチャーデザイン資格コースでの指導や、30か国でのパーマカルチャープロジェクトのデザインも行ってきました。パーマカルチャー研究所は実演の場として、またウェブサイト www.permacultureglobal.comを通じて研究情報がネットワーク上で連携された教育施設としてのパーマカルチャー基本計画のための用地の設立を世界中で支援しています。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Midori T、レビュー Tomoyuki Suzuki)

2019年2月11日月曜日

努力の先にあった夢のかたち| 伊藤亜由子 | TEDxHamamatsu

努力したからといって必ずしも夢が叶うとは限らない。2度の引退を経験した伊藤氏が努力によって手に入れたのは、本来の夢以上のものだった。丸一日働いた後の練習や自費負担の合宿。そんな逆境を乗り越えられたのは、自分の夢への強い気持ちと、自分を支えてくれているみんなの為にという新たに生まれた強い想いだった。結果を求められるスポーツで、努力した過程が一番の宝物となることもあると伊藤氏は語る。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (文字起こし Hiroyuki Sugiura、レビュー tetsuya.kawaguchi)

闘いの歌 | オーランド・ゲイ・コーラス | TEDxOrlando

オーランド・ゲイ・コーラスが、フロリダ州オーランドのゲイナイトクラブで起きた銃乱射事件の犠牲者を偲んで「闘いの歌」を披露します。オーランド・ゲイ・コーラス(OGC)は、米国最大級のゲイの混声合唱団です。1990年のバレンタインデーに設立されて以来27年間、OGCはセントラルフロリダでその地位を確立し保持しています。大合唱団のほか、少人数のアンサンブル合唱団も4つあり、年に一度のコンサートやナイトクラブ、地域や個人的なイベントにおいても歌声を披露しています。(「OUTLOUD!」は一番最初にできたアンサンブル、「Nothin’ But Treble」は女性だけのアンサンブル、「Menage」はジャズのアンサンブル、「Spectrum」は混声アンサンブルです。) オーランド・ゲイ・コーラスのメンバーは、様々な職業、年齢、そしてゲイ、レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダーといった様々な性的指向(ストレートも含めて)を持つ人々です。OGCは、セントラルフロリダそして世界中の人々の考え方を変えるという目標に賛同する全ての人を歓迎します。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

紛争地で見つめ直した看護の力 | 白川優子 | TEDxKyoto

国境なき医師団で活動をする看護師の白川優子は、世界中の紛争地の罪もない人々の血と涙と叫び声に囲まれ、また、物資や薬剤も限られた現場だからこそ医療でもない、治療でもない、看護本来の力を見つめ直します。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (文字起こし Kayoko Shiomi、レビュー Riaki Hirota)

ピエール・バロー: あなたの人生にサウンドトラックを付けてくれるAI

AIVAをご紹介します。歴史上の傑作3万曲分の楽譜を読み、作曲の技術を学んだ人工知能です。この魅惑的なトークと実演において、ピエール・バローはAIVAによって作曲された音楽を披露し、その人の気分や性格に合わせてオリジナルの音楽を作り出すという夢を語ります。 (翻訳 yumi_u、レビュー Yasushi Aoki)

自分を好きになる~感情の扱い方と捉え方|早川 響|TEDxAnjo

たくさんの出来事であふれている世界。つらい出来事、楽しい出来事、私たちの周りは沢山の感情があふれています。現役高校生の早川響は中2のとき苦しい体験をしました。どのようにそれを消化させたのか、その経験で自分の考えがどう変化したかを表情豊かに語ります。彼女の心理描写は、私たちに多くの気づきを与えます。それを見守る家族の在り方も魅力的なトークです。 2000年生まれの現役女子高生。趣味はピアノ&フルート演奏、歌、絵を描くこと。早川家には全員で決めた家族憲法があり、両親のユニークな子育て方針の下、幼い頃から物怖じせず誰にでも話しかけることができる子に育った。小中学校ではリーダー的存在として活躍していたが、中2の夏に体調を崩し、その後不登校となる。両親の支えもあり、辛い状況から抜け出した。現在は名古屋市のシティ劇団に所属し、女優になりたいという夢を持って次期公演に向けて稽古の真っ最中である。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (文字起こし Yuta Kawamura、レビュー Hiroko Kawano)

2019年2月10日日曜日

自分を削り出す生き方 | 山本 雄士 | TEDxUTokyo

医師というフィールドを飛び出し起業家となった山本雄士が、自らのユニークな人生を構成してきた3つの要素について語る。 山本雄士 / 医師・起業家 株式会社ミナケア代表取締役。東京大学医学部を卒業後、医師として臨床現場で働く中で医療のポテンシャルをもっと引き出すべく Harvard Business School へ入学。修了後、起業して医療の進化に取り組む傍ら、教育や行政などからもアプローチし、人々が健康なうちから医療に目を向けるシステムを社会全体に浸透させることを目指す。 このビデオは、TED カンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営する TEDx イベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (文字起こし Kumika Moore、レビュー Hiroko Kawano)

自分を削り出す生き方 | 山本 雄士 | TEDxUTokyo

医師というフィールドを飛び出し起業家となった山本雄士が、自らのユニークな人生を構成してきた3つの要素について語る。 山本雄士 / 医師・起業家 株式会社ミナケア代表取締役。東京大学医学部を卒業後、医師として臨床現場で働く中で医療のポテンシャルをもっと引き出すべく Harvard Business School へ入学。修了後、起業して医療の進化に取り組む傍ら、教育や行政などからもアプローチし、人々が健康なうちから医療に目を向けるシステムを社会全体に浸透させることを目指す。 このビデオは、TED カンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営する TEDx イベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (文字起こし Kumika Moore、レビュー Hiroko Kawano)

ロバート・ハキザ: 難民が求めているのは物資ではなく社会進出である

難民の住居としてよく紹介されるのは遠隔地の仮設難民キャンプですが、現実には全世界の難民の60%以上が都会に定住しています。TEDフェローのロバート・ハキザが都会に暮らす難民の生活の様子を紹介します。また、彼が始めた支援団体のような組織が難民に必要なスキルを与え、最終的に自立に導く様子を見せてくれます。

アレフ・モリナーリ: 情報格差を埋めよう!

50億人もの人がインターネットを使うことができません。アレフ・モリナーリは、デジタル化から取り残された人々にコンピュータを使う機会を与え、それを活用するノウハウを共有することで、力を与えています。

プラティック・シャー: AIが病気の診断を簡単にする方法

現在のAIアルゴリズムは、病気を検出するために何万枚もの高価な医用画像を必要とします。もし、AIの学習に必要なデータの量を大幅に削減し、診断を安価で、より効果的なものにできるとしたら?TEDフェローのプラティック・シャーは、まさにそのための賢いシステムの開発に取り組んでいます。斬新なAIのアプローチを用いて、シャーはアルゴリズムを構築するのに画像を50枚しか必要としない技術を開発しました。また、医者の携帯電話で撮影した写真でも診断を可能にしました。 この医療情報分析の新しい方法がどのように、命に関わる病気の早期発見につながり、AIに支えられた診断が世界の医療の環境を提供できるのか、学びましょう。 (翻訳 yumi_u、レビュー Eriko Tsukamoto)

エリザベス・ホワイト: パーソナル・ファイナンス危機に対する率直な洞察

秘密を教えます。ベビーブーム世代の多くが厳しい家計状況で老年に突入しています。そしてその背後には同じ問題を抱えた若い世代も控えています。作家のエリザベス・ホワイトは、非常に私的な切り口を交えたこのトークによって、金銭問題に関する率直な対話の口火を切り、限られた収入の中で豊かで味のある人生を送る上での実践的なアドバイスを提供します。 (翻訳 Mizuho Kanai、レビュー Natsuhiko Mizutani)

2019年2月9日土曜日

和太鼓をもっと自由に| BONGA 梵迦 | TEDxAnjo

愛知県安城市を拠点に活動する和太鼓集団BONGA「梵迦」(ボンガ)は、世界各地の音楽の要素を取り入れ、新しい形の和太鼓音楽を追求しています。その躍動感溢れる演奏は、聴く人の心に響き、みな和太鼓の魅力に引き込まれます。静から動の太鼓演奏がたっぷり味わえるオリジナル曲「三河ディショナル」 と、豊年満作を祝い観客と掛け声を掛け合いながら演奏する「HONEN」を披露します。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

2019年2月8日金曜日

ガイ・ウィンチ: 失恋の傷心から立ち直る方法

大抵の人は人生のどこかで、失恋を経験します。この場合だけに感じる独特の心の痛みにもっと注意を向けることで、人生がどれほど変わるか、想像してみませんか。心理学者のガイ・ウィンチは、失恋の傷心から立ち直るには、まず(別れの理由など)現実には存在しない答えを探したり、別れた相手を理想化したりする、自分の本能と闘う覚悟が必要だと明かします。そして、最終的に前に進むための方法を教えてくれます。人間は時として、心が折れるような痛手を経験しますが、だからといって我が身もろとも壊れる必要はないのです。 (翻訳 Kaori Nozaki、レビュー Moe Shoji)

2019年2月7日木曜日

『ゴドーを待ちながら』を読むべき理由 ― イゾルト・ギレスピー

エストラゴンとウラジミールの2人の男が、日暮れ時に1本の木の前で待ち合わせて、「ゴドー」という名前の人を待っています。そうして2人は長々と、いつゴドーが来るのか、なぜ自分たちはその人を待っているのか、果たしてこの木の前で場所は合っているのか、議論を始めるのです。この戯曲は、シンプルでありながら、心をざわつかせるような問いを提起します。登場人物は何をすべきなのだろうか?と。イゾルト・ギレスピーが、この悲喜劇を読むのに知っておくべきことをすべて教えてくれます。 講師:イゾルト・ギレスピー、監督:トマス・ピカルド=エスパヤット *このビデオの教材:https://ed.ted.com/lessons/why-should-you-read-waiting-for-godot-iseult-gillespie

2019年2月6日水曜日

A.R.ラフマーン: インド音楽の旋法「ラーガ」の荘厳な美しさ

『スラムドッグ$ミリオネア』や『アダム・マロリーと魔法のスパイス』、その他多くの映画音楽を手掛けた作曲家、A.R.ラフマーン。彼は、伝統音楽であるラーガを素敵なキーボードに加え、ヴィオラ、チューブラーベル、打楽器、そしてこの世のものとは思えないほど優美なボーカルによって演奏しつつ、この音楽を探究しています。彼は言います。「歌詞の意味は分からないかもしれませんが、曲の荘厳な美しさを感じられるはずです」

ブーチン・ムトゥル・パクディル: 宇宙に関する理解に疑問を抱かせる珍しい銀河

銀河を発見し、自分の名前がついたらどんな気分になるしょうか?天体物理学者でTEDフェローのブーチン・ムトゥル・パクディルは、この短いトークで、彼女のチームによる神秘的で新しい型の銀河の驚くべき発見について教えてくれます。

宇宙のゴミを減らすために | 伊藤美樹 | TEDxKyoto

アストロスケールの伊藤美樹は、地球を取り巻く宇宙のゴミを回収・除去し、宇宙環境の持続利用に貢献することをミッションに掲げ、同社日本法人の社長兼エンジニアとして、宇宙ゴミ回収の技術実証衛星の開発に取り組んでいます。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

2019年2月5日火曜日

自動運転バスが持続可能な未来をつくる | 須山温人| TEDxHamamatsu

「移動に困っている人をゼロにしたい」その思いを胸に自動運転バスのサービス開発に取り組む須山氏。サービスを早期に実用化させる為には何が必要か。運転の制御技術は必須だがもっと大切なものがあると須山氏は言う。子どもの頃から大好きだった車と大学で夢中になったインターネットを掛け合わせたサービスで世の中の移動の課題を解決し世界を変えたいと言う須山氏。自動運転車の普及によってどんな未来が作られるのか注目したい。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (文字起こし Emi Baba、レビュー tetsuya.kawaguchi)

トム・グリフィス: コンピューターのように考えることで良い決断をする3つの方法

何か決断に困ったときは、この講演が役立つでしょう。認知科学者であるトム・グリフィスは、人間の抱えるこんがらがった問題に対してコンピューターのロジックがどう適用できるか示し、家を見付けることから今晩行くレストランを選ぶことまで、あらゆることについてより良い決断をするための3つの実践的戦略を紹介します。

マット・ゴールドマン: 「アハ!」の瞬間を追い求めて

1988年、マット・ゴールドマンはブルーマングループを共同で立ち上げました。このグループはオフ・ブロードウェイから生まれ、ユーモアが溢れた、青色に塗った体とワイルドなパフォーマンスで知られるセンセーションを起こしました。そのショーは、あるいくつかの条件を満たせば「アハ!の瞬間」、つまり驚きと学び、そして活力に満ちた瞬間を、ランダムで時々ではなく、頻繁かつ意図的に創り出すことができるという前提で行われています。現在ゴールドマンはブルースクールを創設し、ブルーマングループから学んだことを教育に生かす取り組みをしています。この学校は、学業を修めることと創造的に考えること、そして自己と他者を理解することのバランスをとったものです。「僕たちに必要なのは、安全で助けとなる場を作りあげ、新しくて革新的なアイデアが豊かに育つようにすることだ」とゴールドマンは言います。 (翻訳 Naoko Fujii、レビュー Yuko Yoshida)

2019年2月1日金曜日

トニー・ルチアー二: 認知症を通した母と息子の写真の旅

芸術家であるトニー・ルチアー二が新しいカメラを試していた時、91歳の母エリアが写真の背景にこっそりと映り込んでいました。こうして偶然生まれた写真がきっかけとなり、ルチアー二が認知症と共に生きる母の生活や精神を記録していくという、数年間に渡る共同制作活動が行われました。この感動的なトークの中で、高齢の親を介護する喜びや悲しみを捉えながら、ルチアーニが二人のお気に入りのショットの背景にある物語を語ります。