2014年10月28日火曜日

ゾウの家族のかたち ― ケイトリン・オコネル=ロドウェル

生物学者のケイトリン・オコネル=ロドウェルは、ゾウについて20年間研究して、ある大きな結論にたどり着きました。ゾウは私たちと似ているのです。このTEDYouth のトークで、オコネル=ロドウェルは、この素晴らしい社会的な動物を観察した研究成果について詳しく語ります。私たち人間と奇妙なほどそっくりな、親密な親戚関係の中で互いに演じたり、絆をはぐくんだり、けんかをしたりする、いくつかの(かなり見覚えのある)性格について調べたのだと言います。 講師:ケイトリン・オコネル=ロドウェル、翻訳 Moe Shoji、校正 Tomoyuki Suzuki) *レッスンの全編を見る: http://ed.ted.com/lessons/the-family-structure-of-elephants-caitlin-o-connell-rodwell

海馬を切除すると、どうなるか?-サム・キーン

ヘンリー・モレゾン(今ではH.M.として広く知られています)は事故で頭蓋骨を損傷し、失神やてんかん発作を起こすようになりました。彼を治療するために、無鉄砲なウィリアム・スコヴィル医師はH.M.の海馬を切除しました。幸運にも、発作そのものはなくなりました―しかし,長期記憶までなくなってしまったのです!サム・キーンは、この驚くべきH.M.の症例が脳と記憶について教えてくれることを詳しく説明してくれます。 (講師:サム・キーン、アニメーション:アントン・ボガティ、翻訳 Naoko Fujii、校正 Reiko O Bovee) このレッスンの教材:http://ed.ted.com/lessons/what-happens-when-you-remove-the-hippocampus-sam-kean

ハンナ・フライ|この世はそんなに複雑?|TEDxUCL

ロンドン暴動の数理モデルを考察しながら、ハンナ・フライがモデル化について論じます。社会をモデル化することで、どれほど社会を良く理解できるのでしょうか。また、ヘルスケアや警察の問題から政策まで、皆にかかわるシステムのデザインがいかに良くなるのでしょうか。 (翻訳 Takahiro Shimpo、校正 Eriko Tsukamoto)

ウェス・モーア: 退役軍人との戦争の話し方

ウェス・モーアがアメリカ陸軍に入隊したのは、大学の費用のためでした。しかしそこでの体験は彼の中核を成すものとなりました。「The Other Wes Moore」の著者であり、落下傘兵の隊長でもある彼は、心からの本トークで、アフガニスタンから帰った時の衝撃の体験を伝えます。民間人から繰り返し聞かされたある言葉について、どうしてそれで十分でないかを訴えかけます。退役軍人たちに彼らの物語を請い、聞くことは私たちの使命なのです。 (TEDSalon NY2014、翻訳 Keiichi Kudo、校正 Claire Ghyselen)

ニュースの選び方 - デーモン・ブラウン

インターネットやソーシャルメディアの発達によって、ニュースは、かつてないほど数多くの様々なメディアから思いもよらない速さで配信されるようになりました。私たちはどのニュースに耳を傾ければ良いのでしょうか。デーモン・ブラウンは意見や事実(時には事実ではないこともありますが)がどのようにニュースとして出来上がっていくのか、そして賢明な読者はどのようにそれを見分けるのかについて、内側から解き明かします。 (レッスン:デーモン・ブラウン、アニメーション:Augenblick Studios、翻訳 Suzumi Nakamura、校正 Tomoyuki Suzuki) 参照:http://ed.ted.com/lessons/how-to-choose-your-news-damon-brown

ビリー・コリンズ: 犬の気持ち(だと思われるもの)についての2編の詩

犬は私たちを見て、どう思っているのでしょうか?詩人のビリー・コリンズは2匹のまったく異なる犬の気持ちを想像してみたと言います。少し休憩がてら想像の世界に遊ぶのにぴったりの、茶目っ気のある短いトークです。 (TED2014、翻訳 Moe Shoji、校正 Claire Ghyselen)

ミーガン・ラムジー: 自分をブスだと思うことがなぜ悪いのか

月に1万人もの人が「私はブス?」とネット検索するという現実があります。『Dove 自尊心向上プロジェクト』のミーガン・ラムジーはこの大部分が若い女の子たちからのものだと感じています。この聞き捨てならないような話の中で、彼女は体型や容姿への自信のなさが、学業成績の低さからドラッグやアルコールへのリスクまで、どれほどの影響を及ぼすかについて教えてくれます。そして最後に、我々がどうすればこの現実を変えていけるのかについて話しています。 (TED@Unilever 2014、翻訳 Mariko Thompson、校正 Shoko Takaki)

光は宇宙の謎を解き明かす - ピート・エドワード

人類は長年の間、宇宙を眺め「宇宙はいつ始まり、終わるのか? 」という壮大な疑問を問い続けてきました。 宇宙学者は答えを見出すべく熱心に探究してきましたが、一体、手掛かりはどこにあるのでしょうか? その答えは光です。ピート・エドワードは光がもたらす6つメッセージの概略を説明し、これを統合することで天文学者に膨大な量の情報を開示しています。 (講座 ピート・エドワード 、アニメーション:ビーバン・リンチ、翻訳 Tomoyuki Suzuki、校正 Masako Kigami) *このビデオの教材: http://ed.ted.com/lessons/what-light-can-teach-us-about-the-universe-pete-edwards

正直な嘘つきたち:自己欺瞞の心理 | コートニー・ウォーレン | TEDxUNLV

情報やコツ、つながりを提供することで、コートニー・ウォーレン博士はもっと意識的な人生を送ろうとする勇敢な人たちを支援することを目標としています。というのは、本当の自分の姿に正直である時、我々は変化する機会を得ることができるからです。 (翻訳 Naoko Fujii、校正 Emi Kamiya)

シャイ・レシェフ: 超・低コストでとれる大学の学位

オンラインの「ユニバーシティ・オブ・ザ・ピープル」では、高卒の人なら誰でも経営学又はコンピュータサイエンスの学位に向けて授業を受講することができます―標準的な授業料は不要です(ただし試験は有料です)。創立者のシャイ・レシェフ氏は、高等教育が「少数の人の特権からすべての人にとっての権利であり、手頃でアクセスしやすいもの」へと変化することを期待しています。 (TED2014、翻訳 Naoko Fujii、校正 Shoko Takaki)

古代ギリシアの音楽は古典的ロックの源流だった - ティム・ハンセン

あなたは音楽が好きだと思っていますか?でも古代ギリシア人のこだわりにはかないません。ギリシア人の生活のあらゆる側面は音楽によって特徴づけられていました。歴史,詩,劇,スポーツや天文学まで。実際に,ギリシア人哲学者プラトンにとって音楽は非常に重要なもので,彼はそのため,われわれが聴く音楽は直接的に私たちの道徳原理にまで影響を与えると述べたのです。ティム・ハンセンは,我々が今聞いている音楽について、プラトンなら何と言うだろうかと考えています。 (講師:ティム・ハンセン、アニメーション:TOGETHER、翻訳 Naoko Fujii、校正 Tomoyuki Suzuki) http://ed.ted.com/lessons/music-in-ancient-greece-the-original-classic-rock-tim-hansen

ダリア・ファン・ベルケン: なぜピアノを路上や空中に持ち出すのか

ピアニストのダリア・ファン・ベルケンはゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルのバロック鍵盤音楽に恋をしています。今、彼女は他者の中に、この情熱の火をつけることを目指しています。このトークの中で、彼女はヘンデルの激しい感情の浮き沈みを奏でてくれますー空中を飛び、街角を走り、もちろんステージ上で、ピアノを操りながら。 (TEDSalon Berlin 2014、翻訳 Shoko Takaki、校正 Claire Ghyselen)

なぜ自分が実在すると思いますか? - ジェームズ・ザッカー

あなたが実在することがなぜ分かりますか?実在とは単なる大きな夢なのでしょうか?頭のおかしい科学者が私達が存在していると信じ込ませようとしているのでしょうか?ジェームズ・ザッカーがこの難解なルネ・デカルトの『省察』への賛辞の中で、これらすべての問いを検証します。 (レッスン:ジェームズ・ザッカー、アニメーション:ストレッチ・フィルム、翻訳 Masako Kigami、校正 Tomoyuki Suzuki) *レッスンの全編はこちら: http://ed.ted.com/lessons/how-do-you-know-you-exist-james-zucker

ウィル・ポッター: 非暴力の抗議活動を犯罪とする法改正について

2002年、調査報道記者でTEDフェローのウィル・ポッター氏は、シカゴトリビューン紙に書いていた記事“銃撃と殺人事件”についての報道を中断することにしました。  その後、動物実験に反対する抗議デモに参加した彼は「積極的な何かをする安全な方法」だと思っていましたが、それどころか逮捕されてしまったのです。この体験が発端となって、テロの汚名を着せられながらも、彼は平和的な抗議活動を始めたのです。 (TED2014、翻訳 Yuko Masubuchi、レビュー Chikara Shimizu、Chizu Sato)

ユルドゥス・バハショージナ: 皮肉をこめた写真でステレオタイプをひっくり返す

アーティストのユルドゥス・バハショージナは、写真を使って母国ロシアの社会規範を皮肉ります。ロシアの若者文化をちょっとのぞいてみましょう。そして少しの間楽しみながら考えてほしいのは、自分についてあまり深刻に捉え過ぎないということです。
(TED2014、翻訳 Kazunori Akashi、校正 Hada Fong Ha Ieong)

言葉の不思議:“Yankee” ― ジェシカ・オレックとレイチェル・ティール

くだらないやつのことでしょうか? それとも野球チームの名前? “Yankee” という言葉の起源はあまりはっきりしませんが、アメリカで悪口として用いられてきたことはよく記録に残っています。ジェシカ・オレックとレイチェル・ティールが、革命以前から現在に至るまで、この“yankee” という言葉が使われた様々なレベルでの軽蔑の感情をたどります。 (講師:ジェシカ・オレックとレイチェル・ティール、アニメーション:ジェシカ・オレック、翻訳 Moe Shoji、校正 Masaki Yanagishita) *レッスンの全編はこちら:http://ed.ted.com/lessons/mysteries-of-vernacular-yankee-jessica-oreck-and-rachael-teel

言葉の不思議:“Jade”― ジェシカ・オレックとレイチェル・ティール

今ではその美しさと緑色で知られていますが、翡翠(ひすい)はかつて腎臓の治療に効くといった魔力を持っていると考えられていました。ジェシカ・オレックとレイチェル・ティールが、15世紀からスペイン、そして現在に至るまで、この言葉が辿ってきた道のりを(そして“jaded”「疲れ切った」という言葉が語源からして全く関係がない理由を)教えてくれます。
(講師:ジェシカ・オレックとレイチェル・ティール、アニメーション:ジェシカ・オレック、翻訳 Moe Shoji、校正 Masaki Yanagishita)
*レッスンの全編はこちら:http://ed.ted.com/lessons/mysteries-of-veracular-jade-jessica-oreck-and-rachael-teel

パンデミックはどのようにして起こるのか?

世界は急速にグローバル化が進んでいます。感染した人が飛行機に乗るだけで、ウィルスが世界中に拡がる可能性があります。パンデミックの歴史とそこから得た知識を生かして、将来のパンデミックにどのように備えていけば良いのでしょうか? 医学歴史家で感染症に関する多くの著書を執筆しているジャーナリストのマーク・ホニフスバウムが感染症の歴史とその背景を例に、現代社会におけるパンデミックのリスクと予防策を解説します。 "パンデミックはどのようにして起こるのか?" (制作:マーク・ホニフバウム(http://www.markhonigsbaum.co.uk)、動画制作:パトリック・ブロワー (http://www.patrickblower.com)、翻訳 Yuko Masubuchi、校正 Masaki Yanagishita) View the full lesson: http://ed.ted.com/lessons/how-pandemics-spread

アラン・ジョーンズ: 脳の地図

脳の機能を理解するには、どこから始めることが出来るでしょうか?街を理解し始める時のように、地図を作りましょう。この魅力的な映像あふれる講演をとおして、アラン・ジョーンズは、いかにして脳の各部分で活性化している遺伝子を特定した地図や、脳の異なる部位がどのように連結されているかという地図を、彼のチームがどうやって作っているのか紹介します。 (TEDGlobal 2011、翻訳 Takahiro Shimpo、校正 Masaki Yanagishita)

ミラ・ヴィジャヤン: 性暴力に対して声を上げよう

この講演は耳を塞ぎたくなるような性暴力の体験談から始まります。しかし、市民ジャーナリストのミラ・ヴィジャヤンは、それこそが重要だと主張します。難しくてタブーとされているトピックを話すことが変化のきっかけになるのです。ヴィジャヤンはデジタルメディアを利用して、母国インドでの性暴力にまつわる彼女自身の体験を率直に語っています。そして他の人にも声を上げるよう呼びかけます。 (TEDxHousesOfParliament 2014、翻訳 Taemi Koizumi、校正 Mari Arimitsu)

クレイグ・ヴェンター: DNAと海

クレイグ・ヴェンターの叙事詩的な世界周遊の探検も一休みです。彼は海洋生物多様性の分布を研究する中でこれまでに発見した何百万もの遺伝子について語ります。 (TEDGlobal 2005、翻訳 Masaki Yanagishita、校正 Eriko Tsukamoto)

モシェ・サフディ: アパート建築を改革する

1967年、モシェ・サフディは画一的なアパート建築をつくり変え、各ユニットが前例の無いような開放感を提供する「アビタ67(Habitat 67)」を発表しました。50年近く経ったいま、彼はこのタイプの建物の必要性が今まで以上に高まっていると信じています。この短いトークの中で、サフディは高層建築の代わりに光が稠密な都市に浸透するような様々な建築プロジェクトの概観を紹介します。 (TED2014、翻訳 Eriko Tsukamoto、校正 Kayo Kallas)

ポーラ・ジョンソン: 彼、そして彼女の...ヘルスケア

すべての細胞において、性の違いが存在します。これは男女間は細胞レベルにおいて異なるということを意味しています。しかし、往々にして研究、あるいは医療の現場では、この本質が見過ごされてきました。両性で病気や治療のはたらき方に大きな違いがあることについてもです。パイオニアとしてポーラ・ジョンソン博士は全員をひとまとめとして扱うことは女性の健康を運まかせにすることなのだと述べています。このことについてもう一度考え直す必要があるでしょう。 TEDWomen 2013、翻訳 Seigyoku Shi、校正 Takahiro Shimpo)

秘密を知っている?それは演劇的なアイロニー(皮肉) - クリストファー・ウォーナー

あなたは映画館で新しいホラー映画を見ています。視聴者は主人公の知らないことを知っています。視聴者は登場人物の行動は彼の為にならないことを知っています。この感情はいったい何でしょう-まるで画面に向かって叫びたくなるような。クリストファー・ウォーナーが物語を伝える技法、演劇的なアイロニー(皮肉)について説明します。 (レッスン:クリストファー・ウォーナー、アニメーション:ベン・ピアース、翻訳 Satoko Tasaka、校正 Tomoyuki Suzuki) *レッスンの全編はこちら:http://ed.ted.com/lessons/in-on-a-secret-that-s-dramatic-irony-christopher-warner

マシュー・オライリー: 「私は死ぬのでしょうか?」真実を答える

マシュー・オライリーはニューヨークのロングアイランドで活躍しているベテラン救命救急医療技術者です。ここでは、重傷を負った患者が彼に「私は死ぬのでしょうか?」と質問を投げかけた後、どうなるのかということについて語っています。
TED@NYC 2014、翻訳 Rie Hiramatsu、校正 Takamitsu Hirono)

幹細胞って何?

将来、人それぞれに合わせた薬が出来ますか?可能性はあります。幹細胞-身体のどんな部分にもなれる、まだ分化していない細胞-を使って。この素晴らしい変化可能な細胞の役割と、科学者が医療の可能性をどのように利用しているのか、クレイグ・A・コーンが解説します。
(解説:クレイグ・A・コーン、アニメ: カイーダ・マイ、翻訳 Yuriko Hida、校正 Masaki Yanagishita)
レッスンの全編はこちら:http://ed.ted.com/lessons/what-are-stem-cells-craig-a-kohn

言葉の不思議:“Fizzle”― ジェシカ・オレックとレイチェル・ティール

くさくて下品な意味に始まりはしたものの、“fizzle”という言葉の歴史は馬鹿にするようなものではありません。ジェシカ・オレックとレイチェル・ティールが、おなかにたまったガスから、失敗や望ましくない結末という現代の意味に至った道のりをさかのぼります。 (講師:ジェシカ・オレックとレイチェル・ティール、アニメーション:ジェシカ・オレック、翻訳 Moe Shoji、校正 Masaki Yanagishita)

言葉の不思議:“Keister” ― ジェシカ・オレックとレイチェル・ティール

元は編んで作った入れ物という意味でしたが、“Keister”という言葉は様々なところにその由来があります。泥棒の盗み道具一式? 正解。金庫?それもまた、正解なのです。では、どうしておしりと関連づけられるようになったのでしょうか?ジェシカ・オレックとレイチェル・ティールが、“Keister”という言葉の真相を明らかにします。
(講師:ジェシカ・オレックとレイチェル・ティール、アニメーション:ジェシカ・オレック、翻訳 Moe Shoji、校正 Masaki Yanagishita)
レッスンの全編はこちら: http://ed.ted.com/lessons/mysteries-of-vernacular-keister-jessica-oreck-and-rachael-teel

言葉の不思議: “Sarcophagus” ― ジェシカ・オレックとレイチェル・ティール

初期のローマ帝国にさかのぼると、この「石棺」という言葉はもともと「棺」そのものというよりも、棺の材料である「石灰岩」のことを指していました。 肉を食む石という意味から、石でできた棺という意味に至るまで、ジェシカ・オレックとレイチェル・ティールが“sarcophagus”の意味を掘り起こします。 (レッスン: ジェシカ・オレックとレイチェル・ティール、アニメーション: ジェシカ・オレック、翻訳 Moe Shoji、校正 Masaki Yanagishita) レッスンの全編はこちら: http://ed.ted.com/lessons/mysteries-of-vernacular-sarcophagus-jessica-oreck-and-rachael-teel

クリス・ドーマス: サイバー戦争の背後にある 0 と 1

クリス・ドーマスはサイバーセキュリティの研究者であり、「サイバー」という新たな戦線で活躍しています。本トークで彼は、目的や内容が未知のバイナリコードのまとまりを把握するために、研究者はどのようにパターン認識やリバースエンジニアリング(そして若干の徹夜)を活用できるかを紹介します。 (TEDxColumbus 2013、翻訳 Keiichi Kudo、校正 Tomoko Sawaki)

サイモン・アンホルト: どの国が世界にとって最も「善良な」国なのか?

それはグローバリゼーションの副作用でした―例えば銀行の過融資は、かつては限られた地域での問題でしたが、今は世界規模で波及するものです。しかし未だに、あたかも地球上の唯一の国であるかのように、各国は独自で国家を運営します。ポリシーアドバイザーのサイモン・アンホルトは各政府の考えを外部へ表出させるようなユニークな基準、「善良国家指数」を創り出しました。ワクワクする本トークで、彼は「どの国が世界にとって最も「善良な」国なのか?」という問いに答えます。その答えは、(特にアメリカや中国に住んでいる人にとっては)驚くべきものでしょう。
(TEDSalon Berlin 2014、翻訳 Masami Hisai、校正 Takamitsu Hirono)

ストレスはニキビの原因? / クラウディア・アギッレ

ストレスとニキビ、因果関係はどうなってるの?ニキビができるのは、ストレスに対する身体の反応が原因だけど、これではもっとストレスが溜まってしまいますね。 クラウディア・アギッレはストレスをコントロールするべき別の理由も紹介しています。(先生 クラウディア・アギッレ、アニメーション アラン・フォアマン、翻訳 Takahiro Shimpo、校正 Masaki Yanagishita)
※このビデオの教材がed.ted.comにあります:
http://ed.ted.com/lessons/does-stress-cause-pimples-claudia-aguirre

脳疾患としての精神疾患 | トーマス・インセル | TEDxCaltech

トーマス・インセルは、私たちは精神疾患に対する見識を変えるべきで、精神科的症状が現れる前に、脳疾患の早期発見、早期介入で多くの人の命を救えるはずだと語ります。 (翻訳 Reiko O Bovee、校正 Masako Kigami)

ダン・バラシュ: ニューヨークシティの喧騒の下にある公園

ダン・バラシュとジェームス・ラムゼイにはニューヨークシティの下に、緑溢れる公園を造るというクレイジーな計画があります。二人は1948年以降放置された市街電車のターミナル駅を利用し、「ローライン」というフットボール競技場の大きさの地下公園を建設しています。地上の太陽光を捉え地下へ導き込む技術を駆使して作られるこの公園なら冬も市民は凍えることが無いでしょう。 TED@NYC 2014、翻訳 Eriko Tsukamoto、校正 Takafusa Kitazume)

ニック・ハノーアー: 超富豪の仲間たち、ご注意を ― 民衆に襲われる日がやってくる

ニック・ハノーアーは金持ちであり、頑固な資本家でもあります。そして彼には超富豪の仲間たちに言いたいことがあります。「目を覚ませ!」格差の拡大により私たちの社会は革命前のフランスを髣髴とさせる状態に追いやられてしまいそうです。なぜ最低賃金の大幅な引き上げが中産階級の成長や経済的繁栄をもたらし、革命を阻止することができるのか。彼の主張を聞いてみましょう。
(TEDSalon NY2014、翻訳 Emi Kamiya、校正 Yuka Rieser)

言葉の不思議:“Dynamite”― ジェシカ・オレックとレイチェル・ティール

爆発という意味を持つ、「ダイナマイト」という言葉の過去は語源に基づいているとともに歴史的でもあります。ジェシカ・オレックとレイチェル・ティールが、どのようにしてアルフレッド・ノーベルがダイナマイトを発明したかを解説します。
(レッスン:ジェシカ・オレックとレイチェル・ティール、アニメーション:ジェシカ・オレック、翻訳 Moe Shoji、校正 Masaki Yanagishita)
レッスンの全編はこちら:http://ed.ted.com/lessons/mysteries-of-vernacular-dynamite-jessica-oreck-and-rachael-teel

子どもとクッキング | リン・ウォルターズ | TEDxAcequiaMadre

元レストラン経営者のリン・ウォルターズは、料理とガーデニングへの情熱を執筆や研究、子どもたちとの活動に注いでいます。
(翻訳 Chika Bauer、校正 Takamitsu Hirono)

ティム・バーナーズ=リー: ウェブのための大憲章

ティム・バーナーズ=リーは25年前にWWWを開発しました。ですから、彼の警告には耳を傾ける価値があります。闘いが近づいています。侵されるネットの中立性、フィルターバブル、企業による集中的なコントロール、これらすべてがウェブの広く開かれた空間を脅かしています。開かれたウェブでの自由なアクセスという権利を勝ち取れるかどうかはユーザー次第です。そして問題は、私たちが理想とするウェブがどんなものかということなのです。
(TED2014、翻訳 Megumi Miki、校正 Kazunori Akashi)

スポーツ心理学:チャンピオンの頭の中 | マーティン・ハガー | TEDxPerth

マーティン・ハガーはスポーツのチャンピオンたちが心の準備を整えるために用いるテクニックを概観します。そしてこれらのテクニックに関する科学的研究や、それらをアスリートやコーチが最高のパフォーマンスのためにどう使うのかについて詳しく説明しています。
(翻訳 Naoko Fujii、校正 Masaki Yanagishita)

シェリーン・エルフェキ: HIV ― 悪法の伝染といかに闘うか

HIV感染の大流行は、悪法の大流行とともにある ― 悪法というのは、HIV陽性であることを事実上犯罪者扱いするような法律のことです。ドーハで行われたTEDxSummitで、TEDフェローのシェリーン・エルフェキが、こうした法律は侮辱に基づいているだけでなく、この病気の蔓延を助長しているのだと力強く論じます。
(TEDxSummit 2012、翻訳 Moe Shoji、校正 Masaki Yanagishita)

ガン細胞の行動は健全な細胞とどう違うのか? / ジョージ・ザイダン

ガン細胞はどのように増殖するのでしょうか?化学療法はどのようにガンに対処し、どうして望まぬ副作用を生じるのでしょうか?答えは細胞の分裂に隠されています。ジョージ・ザイダンが、ガン細胞の急速な細胞分裂が強みであり、また弱みにもなるメカニズムについて説明します。 (先生 ジョージ・ザイダン、アニメーション TED-Ed、翻訳 Takahiro Shimpo、校正 Masaki Yanagishita) ※この教材のページ http://ed.ted.com/lessons/how-do-cancer-cells-behave-differently-from-healthy-ones-george-zaidan

デイビッド・ゴンザレス「共生: 驚くべき生物種間の協力のお話」

異なる種と種はしばしばお互いに頼りあっているものです。デイビッド・ゴンザレスがホシガラスとホワイトビークの驚くべき関係性を例に挙げて、お互いに助け合う種と種の関係、共生について説明してくれます。
(翻訳 Takahiro Shimpo、校正 Masaki Yanagishita)

ジャッキー・サビッツ: 海を保護して世界に食料を

海洋生物学者が世界の食糧問題について何を語れるでしょうか。世界の海の課題を解決することで10億の飢えた人々に食料を提供できるとジャッキー・サビッツは述べています。この目からウロコのトークでは、世界の漁業が置かれた窮状を述べ、いかに巧みにその回復を援助しながら同時に人類のための食料を増やすことができるのかということを、サビッツが語ります。
(TEDxMidAtlantic 2013、翻訳 Natsuhiko Mizutani、校正 Mari Arimitsu)

にんじんクラリネット | リンゼイ・ポラック | TEDxSydney

リンゼイ・ポラックはオーストラリアの音楽家、楽器製作者、作曲家、音楽監督、地域の音楽のまとめ役などをしています。ほんの5分間のトークで、電動ドリル、にんじん、サクソフォンのマウスピースを使ってにんじんからクラリネットを作り、演奏まで全てこなします。(翻訳 Masako Kigami、校正 Reiko O Bovee)

エイミー パーディ: 限界への挑戦

エイミー パーディは19歳の頃 、ひざから下の両足を失いました。しかし 、現在はプロのスノーボーダーとして活躍しています。 人生の困難を糧にし、そこからインスピレーションを受けることの重要性を、力強く、語りかけます。 (TEDxOrangeCoast 2011、翻訳 Yuka Miyoshi、校正 Yuji Morizono)

サリー・コーン: クリックするものを選ぼう

多くのオンラインニュースのサイトはニュースを伝えるという使命を超えて、公然と人を怒りに駆り立て(そしてページの閲覧を促し)ているように思えませんか?ニュース解説者のサリー・コーンは、こう提案しています。「あなたが怒りを覚えるように仕向けているだけのニュースとは関わりを持たないように。そうではなく、心から信頼できるニュースサイトにこそ、あなたの貴重なクリックを使いましょう」と。 (TED@NYC 2014、翻訳 shoko takaki、校正 Moe Shoji)

シェーカル・カプール: 我々は自らが語る物語である

創造性のひらめきはどこから湧いてくるのか?TEDインディアで、ハリウッドとボリウッドの映画監督シェーカル・カプール(『エリザベス』、『ミスター・インディア』)が彼の創造性の源を語ります。それは純然たる、完全なパニックです。彼は、人が内に秘める"物語の語り手"を解き放つための効果的な方法を示してくれます。(TEDIndia 2009、翻訳 Wataru Narita、校正 Natsuhiko Mizutani)