2019年6月19日水曜日

映画づくりの秘訣はロマンとソロバン | 益田裕美子 | TEDxKyoto

一映画ファンで主婦であった益田裕美子は、娘の映画出演をきっかけに、いつしか自分も映画を作ってみたいという夢を抱くようになりました。映画製作に関しては全くの素人でしたが、40歳の時、自分が描いた壮大な夢を実現するために、彼女は未知の世界に果敢に挑戦しました。そして、これまでに映画作りの輪を日本から、イラン、韓国、カタールにも広げ、数々の映画を製作してきました。彼女は、「夢は大きく、志は高く、仕事は楽しく」をモットーに、映像を通じて、100年先まで残る現代の語り部になりたいと願っています。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (文字起こし Kayoko Shiomi、レビュー Shoko Takaki)

2019年6月18日火曜日

スージー・シーヒー: 好奇心を原動力とした研究

物理学者のスージー・シーヒーは、「一見無駄なように思える研究が、素晴らしい発見に通じることがある」と言います。このトークと技術デモで、現代のテクノロジーの多くが、いかに好奇心に駆り立てられて行われた何百年も前の実験に結びついているか教えてくれます。そして、世の中をもっと深く理解できるように、好奇心を原動力とした研究にもっと投資すべきだと主張します。

2019年6月16日日曜日

キャサリン・モーア: 私の一部がウニになったわけ

キャサリン・モーアは、まだ若い科学者だった時、待ち望んでいたスキューバダイビングの旅に出ましたが、ある日、長いトゲのあるウニを手で押さえつけてしまいます。しかも頭上にはサメの群れが円を描いて泳いでいます。さて、この後どうなるのでしょう? 話は思いもよらない展開になります。ちょっとした科学とともに、この素晴らしいトークをじっくりお楽しみください。 (翻訳 yumi_u、レビュー Yuko Yoshida)

2019年6月15日土曜日

カイフ・リー: AIによって私達は人間らしさを取り戻せる

AIは、私達の世界に大規模な変革をもたらしています。しかしAIにはできないことが1つあります。それは、愛という感情を持つこと。この予見的なトークでは、コンピュータ科学者のカイフ・リーが、どのようにアメリカと中国がディープラーニング革命を推進してきたかを詳しく話します。また、AIの時代に思いやりと創造性を大事にすることでどのように人間が成功することができるか、将来像を提示します。リーはこう話します。「AIは幸せをもたらしてくれます。単純労働から私達を解放し、私達を人間たらしめるものは何かに気づかせてくれます。」

2019年6月14日金曜日

カオスを描く天才画家ジャン=ミシェル・バスキア ― ジョーダナ・ムーア・ サジェッセ

ビートニク文学の作家たちが、一度書いた文章をバラバラに切り刻み再構成したように、アーティストであるジャン=ミシェル・バスキアは様々な素材を組み合わせて作品を作りました。細分化した身体の部分を使って歴史上のシーンと頭蓋骨を再解釈し、現代における体験とアートの歴史を、独創的でビジュアルな言語へと作り変えました。ムーア・ サジェッセがバスキアの混沌としながらも数多く生みだされたアートを探っていきます。 講師:ジョーダナ・ムーア・ サジェッセ 監督:エロイーズ・ドーサン・ラシェ このビデオの教材 : https://ed.ted.com/lessons/the-chaotic-brilliance-of-artist-jean-michel-basquiat-jordana-moore-saggese (翻訳 Takako Ramsden、レビュー Tomoyuki Suzuki)

自分たちで氷河を作る方法 ― M・ジャクソン

13世紀、チンギス・カンは迅速に国々を制圧して、拡大しつつあるモンゴル帝国の支配下に置き、ユーラシア大陸を占領するという使命の実行に着手しました。しかし、そんな偉人でも乗り越えられない障害物が1つありました。それは、地元民によって作られた山岳路にそびえ立つ氷の壁です。M・ジャクソンが、氷河を作る古来の手法と、これを地球温暖化対策として活用する方法を説明します。 講師:M・ジャクソン 監督:Artrake Studio このビデオの教材:https://ed.ted.com/lessons/how-to-grow-your-own-glacier-m-jackson

「マキャベリアン」の本当の意味 ― パジット・カーロンとアレックス・ジェンドラー

シェイクスピアの戯曲から現代のTVドラマに至るまで、手段を選ばない悪辣な策士は私達が憎むおなじみの悪役となっています。何世紀にもわたりあまりにも身近だったため、このような人物を指す「マキャベリアン」という言葉が生まれました。 しかし、いつまでもこの言葉を誤用し続けるべきではないでしょう。パジット・カーロンとアレックス・ジェンドラーがその語源を探ります。 講師:パジット・カーロンとアレックス・ジェンドラー、監督:TOGETHER このビデオの教材 : https://ed.ted.com/lessons/what-machiavellian-really-means-pazit-cahlon-and-alex-gendler

水は宝 大地は宝 人は宝 ― イローナ・ラフランボイズ

TED-EdはTED形式の短いトークで、学生が偉大なアイデアを発見、探求そして発表することを応援しています。TED-Ed Clubsでは、学生たちが互いに協力し合いながら、想像的なアイデアについて議論し、称え合っています。学生たちはTED-Edの柔軟な教育プログラムにより、プレゼンテーションスキルを磨き、将来のTEDスピーカーや未来のリーダーたちを鼓舞する役を担っています。 このビデオはTEDカンファレンスとは独立してTED-Edイベントで収録されたものです。 *動画が不適切だと感じた場合は、tededclubs@ted.comへご連絡下さい。 (翻訳 Rie Sakamoto、レビュー Madoka Mizumoto)

神話「パンドラの箱」― イーサルト・ギレスピー

パンドラは、火の神ヘファイストスから息を吹き込まれた人類初の女性です。彼女は神々から言語、ものづくりの才能と豊かな情緒を授かりました。ゼウスはパンドラに2つのものを授けました ― 好奇心という気質と、決して開けてはならない、堅く閉ざされた重い箱です。人間の目に触れてはいけない宝とは何か、そしてなぜそれがパンドラの手元にあるのか。イーサルト・ギレスピーがパンドラの箱の謎を探ります。 講師:イーサルト・ギレスピー 監督:シルビア・プリエト *このビデオの教材:https://ed.ted.com/lessons/the-myth-of-pandora-s-box-iseult-gillespie

バナナ、そして食料廃棄の醜悪な側面|マット・クリフォード|TEDxBend

バナナは地球上で最も多く廃棄される作物です。フード起業家マット・クリフォードは、これまでの5年間、それを改善することにこだわり続けてきました。食料廃棄の醜悪な側面について知り、それに対処するための説得力のある方法について学びましょう。 マット・クリフォードは、Barnana社の共同創始者兼社長として、有機栽培バナナを持続可能な方法でアップサイクルすることで、食料廃棄量の削減及び、より健康的なおやつの選択肢の提供を目指しています。Barnana社は、『Forbes』、 『Inc. Magazine』、『The New York Times』、『Men’s Journal』各誌で特集され、世界の食料廃棄問題に取り組むユニークなアプローチによって、高い評価を得ています。クリフォードは、アクティブ型の投資家であり、持久走者であり、食通でもあります。2016年、Forbesの「「30 UNDER 30(30歳未満の30人)」の一人に選ばれ、『SDBJ 』『Locale』両誌により、サンディエゴのトップ起業家に選ばれました。サンディエゴ州立大学を上位10%の成績で卒業、経済学学士。イギリス、オックスフォード大学にて、専門研究履修。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

犬は何故いつまでも生きないのか? | ロドニー・ハビブ | TEDxNSCCWaterfron

私達は自分のペットの世話を十分にしているでしょうか? ロドニー・ハビブは世界中の犬の代弁者です。彼の犬、サミーががんと宣告されてから、どうしてがんになったのかその理由を探す旅に出ました。彼が過程で学んだものはあなたを驚かせることでしょう、それはあなたのペットに対する見方を変える事になるでしょう。 ロドニー・ハビブは有名なペット栄養食ブロガー、ネットラジオ放送のホスト、雑誌記者です。特に重要なことは、彼はペットの保護者であり活動家です。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Hiroko Ishikawa、レビュー Masaki Yanagishita)

フリーダ・カーロ:逸話に隠された女性 ― イーサルト・ギレスピー

1925年、メキシコシティにある学校からの帰り道、フリーダ・カーロが乗っていたバスが路面電車と衝突しました。事故によるケガと身体障害が彼女の絵の大きなテーマとなりました。フリーダは生涯に渡り、芸術家としてだけではなく、奇抜な作品を背景に瞑想を重ねます。イーサルト・ギレスピーがそんな彼女の人生と作品について探っていきます。 講師:イーサルト・ギレスピー、監督:イヴァナ・ボシュニャク&トーマス・ジョンソン *このビデオの教材:https://ed.ted.com/lessons/frida-kahlo-the-woman-behind-the-legend-iseult-gillespie

古い芸術、新しい意匠|ジュリア・ヌーラン=メラー

ナイトクラブが舞台のモーツァルト?倉庫でオペラ?TEDxUNOのトークで、ジュリア・ヌーラン=メラーは、オペラという古典的芸術形式を21世紀に甦らせることで、私達のオペラ観を変えてくれます。 アメリカとカナダとフランスの3つの国籍を持つジュリア・ヌーラン=メラーは、演劇、映画、テレビ、特にオペラや、観客が劇中の世界に浸れる没入型の、特定の場所での上演を想定したサイト・スペシフィック演劇を得意分野とする、先進的なヌーラン=メラー・スタジオの主任デザイナーです。ボストン・リリック・オペラの助監督を務める他、ゲリラ・オペラの舞台美術・制作責任者、ニューヨークのアティック・シアターの常駐舞台美術デザイナーでもあります。 先シーズン、ヌーラン=メラーは『The Rape of Lucretia』の公演でArtsImpulse ボストン最優秀舞台美術賞、『Gallo』で最優秀オペラ賞を受賞しました。2016-17年のシーズンは、ピッツバーグ・オペラの『椿姫』の舞台美術と北京の、広さ5千平米弱の没入型ショー『ピーター・パン』で活動を開始しました。2月にはオペラ・オマハに戻り、モーツァルトの『コシ・ファン・トゥッテ』の舞台美術を、その後ボストン・リリック・オペラでスタニスラフスキーの『The Rake's Progress』を手がけます。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Yuji Omori、レビュー Masaki Yanagishita)

古い芸術、新しい意匠|ジュリア・ヌーラン=メラー

ナイトクラブが舞台のモーツァルト?倉庫でオペラ?TEDxUNOのトークで、ジュリア・ヌーラン=メラーは、オペラという古典的芸術形式を21世紀に甦らせることで、私達のオペラ観を変えてくれます。 アメリカとカナダとフランスの3つの国籍を持つジュリア・ヌーラン=メラーは、演劇、映画、テレビ、特にオペラや、観客が劇中の世界に浸れる没入型の、特定の場所での上演を想定したサイト・スペシフィック演劇を得意分野とする、先進的なヌーラン=メラー・スタジオの主任デザイナーです。ボストン・リリック・オペラの助監督を務める他、ゲリラ・オペラの舞台美術・制作責任者、ニューヨークのアティック・シアターの常駐舞台美術デザイナーでもあります。 先シーズン、ヌーラン=メラーは『The Rape of Lucretia』の公演でArtsImpulse ボストン最優秀舞台美術賞、『Gallo』で最優秀オペラ賞を受賞しました。2016-17年のシーズンは、ピッツバーグ・オペラの『椿姫』の舞台美術と北京の、広さ5千平米弱の没入型ショー『ピーター・パン』で活動を開始しました。2月にはオペラ・オマハに戻り、モーツァルトの『コシ・ファン・トゥッテ』の舞台美術を、その後ボストン・リリック・オペラでスタニスラフスキーの『The Rake's Progress』を手がけます。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Yuji Omori、レビュー Masaki Yanagishita)

未来を変えるためにあなたができること | ジェレミー・ハンター | TEDxOrangeCoast

ジェレミー・ハンター教授は、今という瞬間に意識的に注意を向けることによって、どのように私たちは未来を変えることができるかを話します。 ハンター氏は、クレアモント大学院大学にあるピーター・F・ドラッカー・スクールにおいて、准教授として教鞭を執り、同大学院でエグゼクティブ・マインド・リーダーシップ・インスティテュートを創設しました。日本の東京を拠点とするTransform(トランスフォーム)の共同創設者でもあります。彼は約20年の間、とてつもない変化やチャレンジの真っ只中にいるリーダーたちに対し、人間性を保ちながら成長できるようにサポートをしてきました。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Tomo Ogino、レビュー Eriko Tsukamoto)

アイディアが溢れかえる世界における意味あるイノベーション | ロベルト・ベルガンティ | TEDxPolitecnicodiMilanoU

チャンスで溢れている世界では、意味のあるビジョンを作り出せれば価値が生まれる。 数年前まではネガティブに捉えらえてきた批評が、アイディアで溢れているが新規なビジョンの不足した現在の世界では、価値を生み出す方法として解釈されている。 ロバートの研究はある疑問に端を発している。どうしたら意味のあるイノベーションを生み出すことができるだろうか? さらにどうやってそれを実現できるだろうか? ロバート・ベルガンティはミラノ工科大学でリーダーシップとイノベーション講座の教授を務め、リーダーシップ、デザインやイノベーションの教育を行うLeadin'Lab の役員でもある。著書に『突破するデザイン』や『デザイン・ドリブン・イノベーション』。 ハーバードビジネススクールでは2度、コペンハーゲンビジネススクールやカリフォルニア工科大学でも客員研究員の経歴を有し、また欧州委員会の研究・イノベーション総局の委員、カルロス・モエダスのアドバイザーでもある。 この ビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティーが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくはhttps://www.ted.com/tedx をご覧ください。

高さ1.6キロメートルのビルは建てられるの?/ステファン・アル

1956年、建築家フランク・ロイド・ライトが高さ1マイル(約1.6キロメートル)の超高層ビルの建造を計画しました。エッフェル塔5つ分の高さです。このビルは実現しませんでしたが、こんにちでは世界中で次々とより高いビルが建てられています。無理に思えたアイデアが、どのようにして現実に建造可能な建築となったのでしょうか。巨大なビルがどうやって都市にそびえ立つようになったかを、ステファン・アルが解説します。 レッスン:ステファン・アル、監督:TED-Ed *このビデオの教材 : https://ed.ted.com/lessons/will-there-ever-be-a-mile-high-skyscraper-stefan-al (翻訳 Haruka Nomura、レビュー Tomoyuki Suzuki)

心から感じるバイオリン|ケイヴォン・コッフィ|TEDxMileHigh

あなたは何に熱中していますか? ケイヴォン・コッフィは、自分が演奏し聴く音楽を心から感じることに情熱を注いでいます。 この美しいパフォーマンスで、17歳の彼は、表情、手、ボディーランゲージに情熱を込めて表現します。 あなたは彼の挑戦を受けとめますか? このビデオはTEDカンファレンスとは独立して運営されるTEDxイベントにおいて収録されたものです。 (翻訳 Maki Sugimoto、レビュー Noriko Yasumoto)

フラナリー・オコナーをなぜ読むべきなのでしょうか? ― イーサルト・ギレスピー

フラナリー・オコナーは、社会の除け者、邪魔者、はみ出し者の話を、自身が最も理解している世界を舞台にし舞台にし、次から次へと執筆しましたーアメリカ南部のことです。彼女はグロテスクな作品の大家ですが、彼女の作品は人格の多様性と微妙な側面を明らかにするために、単なる不気味さと恐ろしさを超越していました。オコナーのどこまでも意外な架空の世界が、数十年経った今でも、読者をいかにして惹きつけ続けているのか、イーサルト・ギレスピーが探ります。 講師:イーサルト・ギレスピー、監督:アントン・ボガティ *このビデオの教材:https://ed.ted.com/lessons/why-should-you-read-flannery-o-connor-iseult-gillespie

筋肉疲労の驚くべき原因 ー クリスチャン・モーロー

筋トレをしていると最初は簡単に感じられますが、段々と大変になり持ち上げられなくなってしまいます。腕の内側では、物を持ち上げるための筋肉が 収縮できなくなっているのです。一体、何が起きているのでしょうか? クリスチャン・モーローが具体的にどのように筋肉が動かされ、何が筋肉疲労を引き起こすのかを説明します。 レッスン:クリスチャン・モーロー 監督:ニコラ・ラツゴ *このビデオの教材:https://ed.ted.com/lessons/the-surprising-reason-our-muscles-get-tired-christian-moro

2019年6月13日木曜日

リディア・マホヴァ: 新しい言語を学ぶ秘訣

新しい言語を学びたいけれど、気後れしたり、何から始めたらいいのかわからなくなったりしませんか? リディア・マホヴァによると、特別な才能や「言語に秀でた遺伝子」なんて要らないのだそうです。この前向きで背中を押してくれるようなトークで、彼女は複数の言語を操る「ポリグロット」たちの秘密を明かし、隠れた言語の才能を開花させるのに役立つ4つの原則と言語学習を楽しむ方法を教えてくれます。 (翻訳 Moe Shoji、レビュー Emi Kamiya)

クリスティン・オキーフ・アプトウィッツ 「3ヶ月後」

このアニメーションは、TEDの新シリーズ「そのための詩がある」の1本で、人生における強い感情に言葉を与える古今の詩にアニメーションで解釈を付けたものです。 詩 クリスティン・オキーフ・アプトウィッツ 監督 ナグメ・ファルザネ この詩の教材 https://ed.ted.com/lessons/three-months-after-by-cristin-o-keefe-aptowicz

2019年6月11日火曜日

ミシェル・ノックス: 健康なうちに死について語ろう

自分が死んだら、どうしてほしいですか? どんな風に人の記憶に残りたいでしょうか? 私たちの多くが語ろうとはしないテーマについての率直で心に響くトークで、ミシェル・ノックスは死にまつわる自分の価値観に思いを巡らせ、それを大切な人たちに共有するようにと呼びかけます。そうすることで、残された人たちが、私たちの遺志を踏みにじるのではないかと恐れることなく、意思に基づいてきちんと判断をできるのです。「死について、今語っておけば人生を生きることがずっと楽になるでしょう。感情的にならずに済むには、健康で動けるうちに、こうした問題について話しておく必要があるのです。そうすれば、何が重要かだけでなく、なぜそれが重要なのかについても気づくことができるでしょう」と、ノックスは言います。 (翻訳 Moe Shoji、レビュー Masaki Yanagishita)

ノラ・マキナニー: 悲しみはそこから「次へ進む」ものではなく、共に歩んでいくもの

作家でありポッドキャスターでもあるノラ・マキナニーは、悲しくも愉快なトークで、自らの辛い経験から学んだ生と死に関する知恵を話します。現実的に考えて、いつかは私たち全員に影響することとなるものに対する彼女の率直なアプローチは、心が張り裂けそうな気持ちにさせられると同時に解放的でもあります。非常に力強く、彼女は悲しみに対峙する方法を変えるように促します。 「悲しんでいる人も、またいつか笑ったり微笑んだりする時が来ます。前へ進む時が来るのです。でもそれは悲しみを忘れて次へ進んだということではないのです」と、彼女は言います。 (翻訳 Ryosuke Mishima、レビュー Moe Shoji)

2019年6月9日日曜日

ヨハン・ロックストローム: 繁栄する持続可能な世界を築く5つの革新的な政策

地球環境を破壊せずに堅牢な未来を築く方法を紹介するこのトークで、持続可能性の専門家、ヨハン・ロックストロームはEarth-3(地球3)モデルを初公開します。これは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)と、人類が生存できる範囲の限界を示した9つの地球の限界(プラネタリー・バウンダリー)を組み合わせた新たな手法です。地球の安定性と回復力を保ち、包括的で繁栄した世界の発展を実現するための、5つの革新的な政策について詳しく学びましょう。 (翻訳 Saki Morita、レビュー Eriko Tsukamoto)

ヨハン・ロックストローム: 繁栄する持続可能な世界を築く5つの革新的な政策

地球環境を破壊せずに堅牢な未来を築く方法を紹介するこのトークで、持続可能性の専門家、ヨハン・ロックストロームはEarth-3(地球3)モデルを初公開します。これは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)と、人類が生存できる範囲の限界を示した9つの地球の限界(プラネタリー・バウンダリー)を組み合わせた新たな手法です。地球の安定性と回復力を保ち、包括的で繁栄した世界の発展を実現するための、5つの革新的な政策について詳しく学びましょう。 (翻訳 Saki Morita、レビュー Eriko Tsukamoto)

2019年6月7日金曜日

ディーナ・ゼリンスキー: DNAにデジタルデータを保存する方法

フロッピーディスクにせよUSBメモリにせよ、データ保存方法はやがて古くなってしまいます。世界中のすべてのデータを恒久的に保存する方法があったとしたらどうでしょう? 実は数十億年前から存在したその方法—DNA—について、生物情報科学者のディーナ・ゼリンスキーが科学的な背景を解説してくれます。 (翻訳 Yasushi Aoki、レビュー Midori T)

がんと戦うため細胞をバイオハックする — グレッグ・フット

人間の体は30兆という細胞からできていて、その中には数十億年にわたって繰り返し複製されてきたコードがありますが、複製の精度には幅があります。システムが異常をきたし、自分自身を攻撃して、がんができたらどうなるのでしょう? 治せそうにないものを治そうと、生物学者が人体をいかにバイオハッキングしているのか、グレッグ・フットが探ります。 講師 グレッグ・フット 監督 ピエランジェロ・ピラク このビデオの教材 https://ed.ted.com/lessons/how-to-biohack-your-cells-to-fight-cancer-greg-foot

デイヴィッド・リュー : DNAを書き換えて遺伝病を治すことはできるか?

化学生物学者のデイヴィッド・リューが、画期的な科学的発見の話をお聞かせします。DNAを書き換えられる塩基エディタの開発です。遺伝子編集におけるこの大きな展開は、CRISPRの夢を新たなレベルに引き上げます。CRISPRタンパク質が、特定のDNA塩基配列を切断するようプログラム可能な分子のハサミだとしたら、塩基エディタはDNAの1文字を直接書き換えられる鉛筆です。この分子の機構がどのように働くのか、そして遺伝病が治療できるだけでなく完治さえする可能性がいかに開けるのかを学んでください。 (翻訳 Yasushi Aoki、レビュー Masako Kigami)

エミリー・ラビーン: 私は死という現実をどう味方にしたか

持ち味である機知と知恵で、エミリー・ラビーンがコメディアン兼哲学者としての究極の挑戦に挑みます。死ぬことを面白くするのです。この私的なトークで彼女は、どう現実と親しくなり、死と和解したかの道のりについて話します。命はとてつもない贈り物なのだとラビーンは言います。「出来る限り豊かにするよう努めて、それからお返しするんです」 (翻訳 Mayu Stolk、レビュー Tomoyuki Suzuki)

2019年6月6日木曜日

バラトゥンデ・サーストン: 人種差別の構造を壊す

アメリカにおいて黒人が食事し、歩き、何であれ「黒人として生きる」行為を犯罪視した白人が警察に通報するという現象を、バラトゥンデ・サーストンが追求します。時に笑いを誘いつつ考えさせる奥深い講演を通じ、彼は心に傷を残すような話を癒される話に変える言葉の力を示し、私たちみんなにレベルアップすることを求めます。 (翻訳 Yasushi Aoki、レビュー Claire Ghyselen)

2019年6月5日水曜日

スティーブ ・マキャロル: ビッグデータが脳のミステリーをどのように明らかにするのか

遺伝学者のスティーブ・マキャロルは人体にある全細胞の一大地図を作成したいと願っています。特定の遺伝子が、特に脳でどのような機能を果たしているかを詳細に理解するためです。この極めて興味深いトークでは以前なら絶対不可能だった規模での個々の細胞分析を可能にする技術「ドロップシーク」の発明を含んだ彼の研究チームの成果を皆様と共有します。そして、この研究がどのように統合失調症のような精神疾患の新たな治療法に繋がる可能性があるのかについても述べます。 (レビュー Masaki Yanagishita)

2019年6月4日火曜日

オスカー・ユスティス: 舞台芸術が民主主義に不可欠な理由

「真実は、異なる考えがぶつかり合う中で生まれ、舞台芸術はその真実を私達に伝える重要な役割を果たす」—そう話すのは伝説的芸術監督のオスカー・ユスティス。この力強いトークを通じて、ユスティスは全米各地を巡業しながら人々に手を差し伸べる(そして人々の声に耳を傾ける)計画を説明します。産業が衰退したラストベルトのような場所では、演劇も他様々な組織同様に、人々に背を向けていたからです。「私たちの務めは、個人の本当の姿をアメリカに示すだけでなく、我々が必要とする共通性を取り戻すというビジョンを提示すること」と、ユスティスは語ります。「それが演劇のすべきことだ」と。 (翻訳 Chiyoko Tada、レビュー Masaki Yanagishita)

イワン・プピレフ: 身の回りのものすべてがコンピューターになる

デザイナーのイワン・プピレフは、日常的な物をテクノロジーと統合して、もっと役に立つ楽しいものにしたいと思っています。たとえば電話をかけられるジャケットとか、鍵盤のように弾ける鉢植えの植物とか。この講演とデモを通し、プピレフはインターネットと深く繋がっている物の世界というビジョンと、それがちょっとした協同作業によって実現可能なことを示します。この講演で披露された最新のデバイスJacquardは、現在すべてのデザイナーに利用可能になっています。

再臨

このアニメーションはTED-Edのシリーズ「そのための詩がある」の1本で、人生における最も強い感情に言葉を与える古今の詩にアニメーションで解釈を付けたものです。 詩 ウィリアム・バトラー・イェイツ 監督 オーウェン・ダフィ この詩の教材 https://ed.ted.com/lessons/the-second-coming-by-william-butler-yeats

ハムディ・ウルカヤ : 反CEOビジネス戦術論

利益、金、株主、それが今日の企業で最優先されるものです。しかし何を代償にしてでしょうか? チョバーニの創業者ハムディ・ウルカヤが、世界の企業のリーダーに向けて古いビジネス戦術論は捨てよと言い、人を利益より優先する新しい「反CEO戦術論」のビジョンを披露します。「これが利益と本当の豊かさの違い」なのだと。

サフィア・エルヒロ 「水の利用法」

このアニメーションはTED-Edのシリーズ「そのための詩がある」の1本で、人生における最も強い感情に言葉を与える古今の詩にアニメーションで解釈を付けたものです。 詩 サフィア・エルヒロ 監督 ジェフ・ルバー&ジェレミ・バレ この詩の教材 https://ed.ted.com/lessons/to-make-use-of-water-by-safia-elhillo

チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ: 男も女もみんなフェミニストじゃなきゃ

「野心的でもいいけど、ほどほどになさい」「成功するにしても、成功しすぎてはだめ。男を怖がらせてしまうから」 女の子たちはそう教えられている、と作家のチママンダ・ンゴズィ・アディーチェは言います。世界中でフェミニズムに関する対話がなされるきっかけとなったこのトークで、アディーチェは今の世界とは違う、より平等な世界を思い描き、実現していこうと訴えています。男性も女性も自分らしさを持って、もっと幸せに生きることのできる世界のために。 (翻訳 Ayako Gdula、レビュー Moe Shoji)

2019年6月2日日曜日

ムハンマド・イドリス: 難民が新しい人生を始めるために必要なもの

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)によると、気候変動や経済危機、政治的な不安定により、毎分20人が住む所を失っています。そうした人が新しい人生を始める際に立ちはだかる壁を乗り越えようとするとき、どうすれば力になれるでしょうか。TEDレジデントのムハンマド・イドリスは、技術者や研究者、難民の仲間を率いて、史上初のAIを使った仮想難民支援者である「アタール」を開発しています。アタールは、人権と尊厳を取り戻すことを助けつつ、住む所を失った人々を再定住に至るまで導いてくれます。「正しいリソースと情報に手が届くか否かが生死を分けることになり得る」とイドリスは語ります。 (翻訳 Masayuki Honda、レビュー Riaki Hirota)

ジーン・ヤン: 漫画は教室にふさわしい

「漫画はすべての教師が教材として使えるものだ」漫画家であり、教育者でもあるジーン・ルン・ヤンはこう言います。彼の機知に富んだ、カラフルな作品を描くばかりでなく、ヤンはアメリカ教育における漫画の歴史を研究してきました。教育における漫画の予想もつかない可能性が明らかにされます。 (翻訳 michiru nakamura、レビュー Natsuhiko Mizutani)

2019年6月1日土曜日

アマンダ・ウィリアムズ: シカゴの廃屋をアートに変えた理由

この力強く視覚的なトークを通じて、アマンダ・ウィリアムズは、人種に関する自らの経験やアーティストとしての活動を通じた色彩原理の発見といった、生涯を通じて魅惑されてきた色彩の複雑さについて語ります。ウィリアムズと一緒に、シカゴのサウスサイドを訪れて「(有)色原理」について探ってみましょう。これは2年間にわたる芸術プロジェクトで、解体寸前の廃屋の数々を、土着的な意味合いを持つ、はっきりとした単色で塗るというものです。このプロジェクトは対話をもたらし、隠されていたものを目に見えるようにしたといいます。 (翻訳 Mizuho Kanai、レビュー Moe Shoji)