2018年12月13日木曜日

アンジャン・サンダラム: 私が命がけで国家による殺戮を暴く理由

「戦闘地域であっても、誰もそれを見ていなければ、概ね平和な場所として通ってしまう」と、調査ジャーナリストでTEDフェローの アンジャン・サンダラムは言います。短く鋭いトークを通してサンダラムは、組織的な民族浄化の準備を目撃した中央アフリカ共和国の紛争の実態を紹介します。そして他者の苦しみを目撃し、それを証言することが重要な理由を語ります。「この社会でないがしろにされた人々を通して、私たち自身の本質について大切なことがわかります。だから暴力が誰の目にも、誰の耳にも届くことなく、音もなくまかり通る時こそ、証人が貴重な存在となり、彼らの眼差しが不可欠になるのです」とサンダラムは語ります。 (翻訳 Hiroko Kawano、レビュー Masaki Yanagishita)

クリスティーナ・ウォレス: 出会い系アプリでスワイプするのをやめて恋人を見つける方法

さぁ、現実と向き合いましょう。出会い系にはもうウンザリですよね。候補者は掃いて捨てるほどいるのに、時間はムダになっていく。本当に使う価値あるのでしょうか? ポッドキャスターで起業家のクリスティーナ・ウォレスは、正しく使いさえすれば使う価値はあると考えます。ウォレスが経営学修士号を学んで得たスキルを駆使し、「ゼロデート」というアプローチを考案することでスワイプ式アプリから卒業した経緯と、どうすればあなたにもそれが出来るかを語る、愉快で実践的なトークです。 (翻訳 Midori T、レビュー Mariko Oyabu)

2018年12月11日火曜日

レベッカ・ワン: 自分の中にある多様性の力

レベッカ・ワンは自分のアイデンティティをうまく掛け持ちしながら、人生を送ってきました―韓国の血を受け継ぎ、アルゼンチンで育ち、アメリカで教育を受け―そして長い間、世界の中で祖国と呼べる場所を見つけるのに苦労していました。しかしそんな中で大事なことに気づきました。個人の持つ多様なバックグラウンドは今日のグローバル化する世界では、確かな武器になると。ワンはこのトークの中で自分の人生を振り返り、自身の複雑なアイデンティティを受け入ることの恩恵を数多く語っています。そして、アイデンティティが人々を隔てるのではなく、人々をつなげる世界を作りたいという思いを語ります。 (翻訳 yumi_u、レビュー Shoko Takaki)

マーガレット・ミッチェル: 人間の役に立ち、傷つけないAIはどうしたら作れるか?

Googleのリサーチ・サイエンティストとして、マーガレット・ミッチェルは、見たものや理解したことを人間とコミュニケートできるコンピュータの開発に従事しています。彼女は、私たちが無意識のうちにAIに埋め込んでしまっている「論理の飛躍」や「盲点」、「先入観」の危険性について語り、私たちが今日築き上げた技術が明日にどのような意味を持つのかを考えてほしいと訴えます。「現在私たちが見ているものは、進化し続けるAIの一瞬をとらえたものにすぎません」と彼女は言います。「もし人間に役立つようにAIを進化させたいなら、今ゴールと戦略を明確にして道筋をつけなければなりません」 (レビュー Masaki Yanagishita)

マーティン・フォード: 職が無くなる未来社会でのお金の稼ぎ方

テクノロジーの発達によって、考え、学習し、適応できる機械が出現し始めています。それが私たち人間にもたらすのは著しい失業かもしれません。 私達はそれに対しどうするべきでしょうか。未来学者のマーティン・フォードが、収入をこれまでの仕事と切り離し、最低所得を保障するというコンセプトを簡潔に述べます。

2018年12月10日月曜日

大腸がんのリスクが高いのはだれ? / アミット・H・サッチデヴ、フランク・ G・グレス

大腸がんは、がん死亡の主な原因の一つです。また、小さなポリープが成長しがん性のものに発達するのに大抵十年ほどかかるため、大腸がんは最も予防可能なタイプのがんでもあります。ではどんな人の危険性が高いのでしょう?どのようにスクリーニングされるのでしょう?アミット・H・サッチデヴとフランク・G・グレスが、大腸がんを防ぐ最良の方法をいくつか教えます。 講師:アミット・H・サッチデヴ、フランク・G・グレス、監督:グッジョブスタジオ

デボラ・ウィリス、ハンク・ウィリス・トーマス: 愛情とアートで結ばれた母と息子

かつて美術大学の教授がデボラ・ウィリスにこう言いました。女性である彼女が善良な男性の場所を奪ったのだと。ところが有名な写真家となったデボラは、自分が一人の善良な男性、息子のハンク・ウィリス・トーマスに場所を与えたのだと言います。この感動的なトークを通して、母と息子のアーティスト二人が、お互いから吸収しながら作品づくりをし、彼らの作品が黒人の生活や喜びに対する社会通念に挑戦し続け、そして何よりも愛がすべてに勝るということを伝えます。

ブリトニー・クーパー: 時間にまつわる人種政治

「もし時間に人種があるとしたら、それは白人でしょう」と文化理論家のブリトニー・クーパーは言います。この示唆に富むトークの中で、クーパーは人種主義や差別について時間というレンズを通して再考します。歴史の至る所で時間が有色人種からどのように奪われたかを示し、その結果、楽しい、関わりの時が奪われ、健康で質の高い生命を何十年も奪われ、何十年も進歩が後れてしまったのだと語ります。

プラスサイズよりマイサイズ | アシュリー・グラハム | TEDxBerkleeValencia

世界的に有名なボディアクティビスト、モデル、企業家であるアシュリー・グラハムがファッション業界のスターになるまでの人生を語ります。自分自身のロールモデルになるまでの、困難だが報われる道のりを、あますことなく披露します。次世代が自分の体型に自信を持つよう後押しすることで、美しさに対する認識が変化する中、世界がボディ・ダイバーシティ(体型の多様性)を受け入れることの必要性を主張します。 このビデオはTEDカンファレンスとは独立して運営されるTEDxイベントにおいて収録されたものです。

2018年12月9日日曜日

サラ・マーレイ: 住宅危機に対する遊び心いっぱいの解決法

住宅市場では自分で決められることが少ないと不満を感じていたサラ・マーレイは、コンピュータゲームを作りました。住宅を購入する人が家を設計し、モジュール式の部材として配送してもらい現地で組み立てるというものです。彼女の努力により、住宅を購入しようとする人が、どうやって生涯最大の買い物を思い通りにできるようになるのか、いかに費用を削減し、環境を保護し、必要な人に住宅を提供できるようになるのかを学びましょう。 (翻訳 Hiroshi Uchiyama、レビュー Misaki Sato)

アヌシュカ・ナイクナーレ: 十代の科学者が考えた、傷の治癒を促す発明

家のガレージで作業しながら、アヌシュカ・ナイクナーレは創傷の治療過程を観察できるセンサーを作り上げ、グーグルサイエンスフェアの最年少優勝者(当時13歳)となりました。彼女の独創的な発明は、世界的に問題になっている慢性創傷の解決を目指しています。慢性創傷とは糖尿病などの持病よって傷が正常に治らなくなることで、毎年世界で何億ドルもの医療費が失われています。このトークを聞いて、彼女が発明した「スマート創傷被覆材」 がどのように機能するのかを知り、彼女が自分の物語を広めて他の人々に影響を与える姿をご覧ください。 (翻訳 Raina Uno、レビュー Eriko Tsukamoto)

ソウル・グリフィス: 日々の発明

発明家でマッカーサー・フェローのソウル・グリフィスは彼の研究室からの革新的アイディアを紹介します―「スマートロープ」から大きなボートをけん引するための「家の大きさの凧」までです。 (翻訳 Miki Sakai、レビュー Masaki Yanagishita)

アルヴィン・アービー: 子ども達が生涯の読書家になるために

アメリカの教育省によると、4年生の黒人男子のうち85パーセント以上に読む力が十分身に付いていません。全ての子ども達がよく読めるようになるにはどのような読書体験をさせればよいでしょうか?教育者であり著者であるアルヴィン・アービー氏はこのトークを通して、私たちに読み方の指導を考え直させ、多くの黒人の子ども達が直面する読書の課題を説明します。そして、全ての子ども達が読者としての意識を持てるように、文化的配慮のできる教育者が何をするかを教えてくれます。 (翻訳 Yoshika Taso、レビュー Masaki Yanagishita)

2018年12月6日木曜日

コンピュータの生みの親はエイダ・ラブレイス|ゾーイ・フィルポット|TEDxBucharest

エイダ・ラブレイスは1843年に、世界初の複雑なコンピュータプログラムを作った時、「偉大な人として知られるより実際に偉大でありたい」と言いました。そして歴代の女性のイノベーターのご多分に洩れず、彼女も歴史に忘れ去られました。現代、男女共同参画社会が進む中、女性は社会の一員として数えられるよう立ち上がることを期待されます。「歴史(history)には、男性が目指す男性の手本がいっぱいいますが、エイダ・ラブレイスのような、残りの人類である女性が目指すべき女性の手本はどこにいるのでしょうか?」と言うゾーイ・フィルポットは、UKを拠点にする経験ある演出家であり、『Ada.Ada.Ada』のクリエイターです。女性たちが制作を手伝ったテクノロジーを用いて、フィルポットは、ラブレイスについて語り、歴史からもっと多くの偉大な女性を見つけて、彼女たちの物語を語るよう、私たちに呼びかけます。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Hiroko Kawano、レビュー Masaki Yanagishita)

ピーター・オウコ: 死刑囚から法学部の卒業生になるまで

ピーター・オウコは18年間をケニアのカミティ刑務所の中で過ごし、時には1日のうち23時間半、他13人の成人と監房の中に閉じ込められることもありました。この感動的なトークで彼が話すのは、自身がどのように解放されたかについて、またAfrican Prisons Projectでの現在の任務についてです。彼の任務とは、刑務所内では初となるロースクールを設立し、前向きな変化を促すために刑務所の人々を力づけることです。 (翻訳 Suzuka Fukami、レビュー Masaki Yanagishita)