2015年4月30日木曜日

デイム・ステファニー・シャーリー: 上昇志向の女性は、なぜ頭が平らなのか?

デイム・ステファニー・シャーリーは、聞いたこともないような成功を収めたハイテク起業家です。1960年代にイギリスで、草分けとなる女性社員だけのソフトウェア会社を設立し、最終的に30億ドル企業に成長させ、70人の同僚を億万長者にしました。率直で時に笑いを誘う話を通して、彼女はなぜ「スティーブ」という名前で通したのか、どうやって当時の予想を裏切り成功したのかを説明します。そして上昇志向の女性を見分ける絶対確実な方法を教えてくれます。 (翻訳 k akashi、レビュー Shoko Takaki)

プラトンの洞窟の比喩- アレックス・ジェンドラー

2400年前、史上最高の思想家の一人であるプラトンは、人生は洞窟に鎖でつながれ、壁面に映る影を見せられることだと表現しました。随分と陰気ですが、本当に言いたかったことは何だったのでしょうか?アレックス・ジェンドラーは、「国家」の第7巻で発見されたプラトンの洞窟の比喩を解明します。 (レッスン: アレックス・ジェンドラー、アニメーション: Stretch Films, Inc.、翻訳 Misaki Sato、レビュー Tomoyuki Suzuki)
レッスンの全編はこちら: http://ed.ted.com/lessons/plato-s-allegory-of-the-cave-alex-gendler

ビル・ゲイツ: もし次の疫病大流行(アウトブレイク)が来たら?私たちの準備はまだ出来ていない

2014年、世界はエボラの恐ろしい更なるアウトブレイクを免れる事が出来ました。何千人もの自らの犠牲を惜しまない医療従事者達の努力により―そして、率直に言えば単にとても幸運だったお陰で。 事態を振り返って、私たちにはもっとやるべきだった事が分かっています。アウトブレイクのシナリオに沿った計画立案からワクチンの開発、そして医療従事者達のトレーニング―ビル・ゲイツは今こそがあらゆる最善の方法やアイデアを実現する時だと訴えます。 「パニックに陥る必要はありません―でも今、始めなければならないのです。」 (翻訳 Eriko T、レビュー Shoko Takaki)

ヨーナス=ガール・ストーレ: 対話による国家防衛

政治問題において、武装勢力、過激派、テロリスト及びそれらを支持する国々と対話を持つことは良くないと思われがちです。しかしノルウェーの外務大臣ヨーナス=ガール・ストーレ氏はこの非常に説得力のあるトークで、世界の安全保障を強化するためには価値観の違いがある相手とも開かれた対話をする必要性があると説いています。 (翻訳 HIROKO ITO、レビュー Masaki Yanagishita)

2015年4月29日水曜日

遺伝子と築く愛と友情の物語 | エレナ・バラノヴァ | TEDxIUM

このビデオはTEDカンファレンスとは独立して運営されるTEDxイベントにおいて収録されたものです。この講演で、エレナ・バラノヴァ博士は自分の遺伝子を意識することで、自らの目標を達成できることを例を交えて説明します。 (翻訳 Jerry Yap、レビュー Mari Arimitsu)

箱の中のリズム: カホン・ドラムの物語 -ポール・ジェニングス

現在の多くの楽器はたくさんのパーツを動かす複雑な器械です。しかし、カホンは単純なドラムであり、かつスタンドにも椅子にもなって、全て一つの箱で済んでしまいます。ポール・ジェニングスはカホンの歴史と、それがどのように今日世界で最も万能で人気のある打楽器になったのかを紹介します。
(講師: ポール・ジェニングス、アニメーション: アヴィ・オフェル、翻訳 Takamitsu Hirono、レビュー Naoko Fujii)
*このビデオの教材: http://ed.ted.com/lessons/rhythm-in-a-box-the-story-of-the-cajon-drum-paul-jennings

2015年4月24日金曜日

ジェレミー・ハイマンズ: 新しいパワーとはどんなものか?

私たちは大衆の力を活用する クラウドソーシング型ビジネスモデルを日々目にしています―UBER、Kickstarter、AirBnB(エアビーアンドビー)など。 インターネットを介して社会問題に挑戦する活動家、ジェレミー・ハイマンズがこの新しいパワーの形がいつ政治の分野に影響し始めるのか?を問います。あなたが思っているより早いかもしれません。政治や権力の将来についての大胆なこの議論―あなたは、どう思いますか?
(翻訳 Naomi Mandel、校正 Eriko Tsukamoto)

手塚貴晴: 他に例を見ない最高の幼稚園

東京にあるこの幼稚園では、5才の子供たちが交通渋滞を引き起こしたり、サンタクロースのための窓があったり・・・。建築家の手塚貴晴氏が設計した、世界で最も素晴らしい幼稚園です。この魅力的なトークで、彼が皆さんを案内するのは、子供が子供らしくなれる設計です。
(翻訳 Tomoyuki Suzuki、校正 Yuko Yoshida)

イスマエル・ナザリオ: 少年の僕が拘置所で学んだこと

イスマエル・ナザリオは10代の頃、ニューヨークのライカーズ島拘置所に送られ、独房に監禁されて300日過ごしました。全て有罪を宣告されるより前のことでした。彼は現在刑務所改革の主唱者として、アメリカの拘置所や刑務所の文化を変えるために活動しています。それらの施設では、少年達がしばしば想像以上の暴力にさらされているからです。ナザリオはぞっとするような体験談を語り、拘置所にいる少年達を傷つけるのではなく助けるための方法を提案します。 (翻訳 Naoko Fujii、校正 Claire Ghyselen)

マイケル・ハンスマイヤー: 想像できない形を造る

細胞分裂にヒントを得てマイケル・ハンスマイヤーが作ったアルゴリズムで、何百万もの面を持った、物凄く面白い形がデザインされました。手作業で描くことは誰にも出来ませんが、実際に構築することは可能です。この方法で私達の考える建築の形に革新が起こせるかもしれません。
(翻訳 Masami Mutsukado and Kacie Landrum、校正 Riaki Ponist)

ピーター・ディアマンディス: 尽きることのない人類の未来

TED2012 のステージで、ピーター・ディアマンディスは楽観できる理由をうったえます。私たちが発明し、技術革新をおこし、私たちにのしかかる山積みの課題を解決する方法を見つけ出すといいます。「一連の課題がないとはいっていません。もちろん課題はありますが、最終的には片づけてしまう」と伝えています。
(翻訳 Akinori Oyama、校正 Masaki Yanagishita)

新世代の建築 | 手塚 貴晴 | TEDxKyoto

手塚建築事務所の代表でもあり教授でもある手塚 貴晴は、非常に個性的で無限の可能性を秘めたエレメントを融合した建造物を思い描き、そして創りあげてきた。 手塚建築研究所を創設して以来、手塚と彼のチームは単なる壁や窓を、生活のための空間から住み心地の良さを伴った芸術へと昇華させた、また社会を、人を変えるような建造物を建築している。
(翻訳 Takahiro Shimpo、校正 Claire Ghyselen)

アミーナ・グリブ・ファキム: 目立たぬ植物に秘められた驚くべき神秘性

この興味をかきたてるトークで、生物学者のアミーナ・グリブ・ファキムが隔絶した島々やアフリカの希少種を紹介します。異形葉を持つ安息香、喘息の新薬候補である「平らな島のレモンバーム」、食料の未来にとって鍵になり得る象徴的なバオバブの木、そしてモンキーアップルなどをご覧ください。
(翻訳 Masako Kigami、校正 Tomoyuki Suzuki)

フランシス・デ・ロス・レイエス: 公衆衛生とは基本的人権

注意!この講演は世界のトイレ事情について、皆さんが知りたいこと以上の話が含まれているかもしれません。公衆衛生の活動家(そしてTEDフェロー)のフランシス・デ・ロス・レイエスが訴えるのは、誰もが安全な場所を享受する権利があるということです。
(翻訳 Mari Arimitsu、校正 Misaki Sato)

アナンド・ギリダラダス: 2つのアメリカの物語と、衝突の現場になったコンビニ

同時多発テロの10日後にテキサスのコンビニで起きた衝撃的な襲撃事件は、被害者と加害者である2人の男の人生を狂わせました。『The True American』の著者アナンド・ギリダラダスが、この驚くべき話を通してその後の展開を語ります。これはアメリカで生きる上でたどり得る、2つの道に関する寓話です。そして2つの道が和解して1つになることを強く求めています。
(翻訳 Masako Kigami、校正 Kazunori Akashi)

タトゥーの歴史 ― アディソン・アンダーソン

もしあなたの身体にタトゥーがあるなら、あなたは少なくとも8千年はさかのぼることのできる豊かな文化史の一部です。この身体改造の歴史はどこから始まり、その役割は時と共にどのように変化してきたのでしょうか?アディソン・アンダーソンが、インクで身体に印をつける風習の歴史をさかのぼります。
(レッスン:アディソン・アンダーソン、アニメーション:The Think Blot、翻訳 Moe Shoji、校正 Mari Arimitsu)
*レッスンの全編はこちら: http://ed.ted.com/lessons/the-history-of-tattoos-addison-anderson

アンジェロ・フェルマーレン: 宇宙に行かずに宇宙に行く方法

「我々は宇宙空間に住み始めます」とNASAの乗組員の司令官であるアンジェロ・フェルマーレンは言います。「50年かかるかもしれないし、500年かもしれないが、いつかその時は来る」と。TED のシニア・フェローが、宇宙の彼方で人類が生活していくことに備えた彼の仕事を紹介する魅力的なトークです。 さらには彼が世界中の人々に投げかけている、地球外で人類が住む家を設計する、興味深いアートプロジェクトを紹介します。
(翻訳 Takamitsu Hirono、校正 Tomoyuki Suzuki)

アリソン・キリング: より良い死を迎えるために、建築ができること

この短くも刺激的な講演で、建築家のアリソン・キリングが焦点を当てるのは、墓地や病院、家といった私たちが死を迎える建物です。死の迎え方が変わりつつある今、死にゆく場所としての建物のあり方も変わるべきではないのか―アリソンは、私たちの街や生活の隠れた面に着目し、思いもつかないような素敵な見方を提示します。
(翻訳 Yuko Yoshida、校正 Naoko Fujii)

エピジェネティクスと遺伝子への影響 | コートニー・グリフィス | TEDxOU

このビデオはTEDカンファレンスとは独立して運営されるTEDxイベントにおいて収録されたものです。 どの遺伝子が血管の発達に必要であるかを知りたいので、コートニー・グリフィスは遺伝子をオン/オフする酵素の特定を研究している。この酵素は通常、細胞内できつく巻いた状であるDNAが緩んでいるものに特に関係する。
(翻訳 Tamami Inoue、校正 Masaki Yanagishita)

2015年4月18日土曜日

デイビッド・バーチ: 個人情報を守る新たな方法

バーテンダーにはあなたの年齢が、小売店ではあなたのPIN(個人認証番号)が必要ですが、名前はそうではありません。名前が必要なのはなりすまし犯だけです。 IDの専門家デイビッド・バーチが、断片化することで個人名を必要としない、より安全な個人認証方法を提案します。
(TEDxSussexUniversity 2012、翻訳 Misaki Sato、校正 Masako Kigami)

サシャ・ヴチニッチ: 報道の自由に投資しよう

自由な報道−−新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、ブログなど−−は真の民主主義の柱となり、ビジネスを監視する重要な役目も担います。ベオグラード出身のジャーナリスト サシャ・ヴチニッチが、メディアを支援する新しい債券「報道の自由債券」について語ります。
(TEDGlobal 2005、翻訳 Mitsuko Atsusaka、校正 Riaki Ponist)

ベル・ペシ: 夢をダメにする5つの方法

誰もが革新的商品を発明し、会社を興して成功をおさめ、ベストセラーを書きたいと願っています。でも、それを実現するのは、ほんの一握りの人たちだけです。ブラジルの起業家ベル・ペシは、私たちが信じがちな5つの神話を紹介し、それらが あなたをいかに夢の実現から遠ざけるか語ります。
(TEDGlobal 2014、翻訳 Yuko Yoshida、校正 Mari Arimitsu)

2015年4月16日木曜日

ケヴィン・ケリー: テクノロジーはどう進化するのか

テクノロジー狂のケヴィン・ケリーは「テクノロジーは何を求めているのか?」という質問から、遍在性と複雑性への変化が「生命の進化」に似ている事を発見する。
(TED2005、翻訳 Mai Kaneshiro、校正 Masaki Yanagishita)

ユリウス・カエサルに対する大いなる陰謀 - キャスリン・テンペスト

紀元前44年3月15日、ローマの独裁官ユリウス・カエサルは60人もの元老院議員によって暗殺されました。 なぜ自称「解放者」たちは彼の死を望んだのでしょうか?またカエサルに命を救われたブルトゥスまでなぜ、この計略に加わったのでしょうか? キャスリン・テンペストがユリウス・カエサルの暗殺にまつわる個人と政治について探究します。
(レッスン: キャスリン・テンペスト、アニメーション: ブレット・アンダーヒル、翻訳 Misaki Sato、校正 Tomoyuki Suzuki)
レッスンの全編はこちら: http://ed.ted.com/lessons/the-great-conspiracy-against-julius-caesar-kathryn-tempest

バサーム・タリク: 多様で美しい、ムスリムとしての生き方

サーム・タリクはブロガーで映画監督でハラールの肉屋です。でも1本の糸が彼の仕事を結びつけています。それは多様性と人間味あふれる個々の経験に対する喜びです。彼はこの魅力的な話を通して、彼が監督した映画“These Birds Walk”の映像と『30日間30モスク』からの写真を紹介してくれます。そして誰もが持っている、複雑さの中にある美に思いを馳せるよう促しています。
(翻訳 Kazunori Akashi、校正 Shoko Takaki)

シェイクスピアは本当に劇を書いたのか? ― ナタリア・セントクレアとアーロン・ウィリアムズ

中にはシェイクスピアが本当に彼の物とされる作品を書いたのかといぶかる人もいます ― それどころか、シェイクスピアが実在したかどうかを疑う人までいるのです。英語で執筆をしたもっとも偉大な作家が、彼の書いた戯曲と同様にフィクションであるなんてことがあり得るのでしょうか?ナタリア・セントクレアとアーロン・ウィリアムズが、計量文献学と呼ばれる言語学のツールによって、答えが示されるかもしれないことを教えてくれます。 (講師:ナタリア・セントクレアとアーロン・ウィリアムズ、アニメーション:Pink Kong Studios、翻訳 Moe Shoji、校正 Tomoyuki Suzuki)
*このビデオのレッスン: http://ed.ted.com/lessons/did-shakespeare-write-his-plays-natalya-st-clair-and-aaron-williams

2015年4月14日火曜日

夢を叶えるために今すぐ本を書こう! | テオドーラ・ブゼア| TEDxCortland

テオドーラ・ブゼアは、2000年にフロリダ州ハリウッド生まれ。11歳で初の著書『The Meeting of the Waters(川の合流点)』を書き始めました。子どもたちに本を書き、考えを世界に分かち合うことを勧めます。 このビデオはTEDカンファレンスとは独立して運営されるTEDxイベントにおいて収録されたものです。
(翻訳 Chika Bauer、校正 Takahiro Shimpo)

ロブ・ナイト: 微生物がどのようにして私達を作っているのか

ロブ・ナイトは、人体内の微生物研究におけるパイオニアです。私達の体内に宿る小さな単細胞生物群は、私達の健康において、極めて大きな役割を担っています。そして、この分野は未だに良く知られていません。「私達が体内に抱えている3ポンドの微生物は、ゲノム内のどの遺伝子よりも重要かもしれません」と言う、その彼の理由を聴いてみましょう。
(TED2014、翻訳 Reiko Bovee、校正 Claire Ghyselen)

ベン・サンダース: 南極点に行って戻る — 人生で最も厳しい105日間

今年 探検家のベン・サンダースは彼の人生で最も野心的な旅に挑戦しました。彼はロバート・ファルコン・スコット隊長が1912年で失敗した南極点遠征-南極沿岸から南極点まで3,000キロ、4ヶ月間の往復の旅を達成しようと出発したのでした。 このトークは、冒険から帰還してわずか5週間後に初めて行ったものです。サンダースは生々しく、実直に、この不遜とすら言えるミッションを描き出します。彼は、人生で最も困難な決断を迫られたのでした。
(TED2014、翻訳 Takamitsu Hirono、校正 Ami Okuno)

エミリ・バルセティス: 運動するのが人より億劫なわけ

ある人は、他の人より体重を減らすことに苦戦するのは何故でしょう? 社会心理学者 エミリ・バルセティス氏が数ある理由のうちの一つである「視覚」に関する研究を発表します。役立つ情報が多いスピーチで、バルセティス氏は運動となると、どうしてある人は他の人とは全く違った捉え方をするのか説明し、そしてこの違いを解決する驚くほど簡単な方法を紹介します。
(TEDxNewYork 2014、翻訳 Fukuko Kitashoji、校正 Yuko Yoshida)

ヴェルナ・マイヤーズ: 人種の偏見を乗り越えるには?彼らに堂々と歩み寄って行くのです

私たちの持つ偏見は危険なものになる可能性もあります―ミズーリ州ファーガソンでのマイケル・ブラウンやニューヨーク州スタテンアイランドのエリック・ガーナーの事件に見たように時に死を招くことにさえも。 人種多様性提唱者のヴェルナ・マイヤーズは私たちが「余所者」に抱く無意識下の態度に注意深く目を向け、こう懇願します―「あなたの持つ偏見を知って下さい。そして逃げ腰になるのではなく、偏見の対象のグループや人種に歩み寄って行って下さい。」この重要なトークで、彼女は、コミカルに熱く、どうすれば良いのかを紹介します。
(TEDxBeaconStreet 2014、翻訳 Eriko Tsukamoto、校正 Shoko Takaki)

ハリー・ベーカー: 愛の詩―孤独な素数たちへ

パフォーマンス詩人(兼・数学専攻の学生)のハリー・ベーカーは、彼の好きな数―孤独で、愛に悩める“素数”について愛の詩を披露します。さらに、チャーミングな詩人の、生き生きと活力に満ちた詩2編もお楽しみください。
(TEDxExeter 2014、翻訳 Yuko Yoshida、校正 Tomoyuki Suzuki)

キラー海藻の侵略 - エリック・ノエル・ムニョス

イチイズタという小さな海藻は近くで見ると無害に見えますが、沿岸生態系に大きな影響を及ぼす可能性を秘めています。非常に適応性が高い「スーパー海藻」は、成長が早く容易に拡散します。エリック・ノエル・ムニョスがこの植物による恐るべき侵略と、新しい生態系へ侵略的な外来種を取り込むことのリスクを説明します。
(講師:エリック・ノエル・ムニョス、アニメーション:イーライ・エニゲンバーグ、翻訳 Satoko Tasaka、校正 Tomoyuki Suzuki)
*このビデオの教材:http://ed.ted.com/lessons/attack-of-the-killer-algae-eric-noel-munoz

ポール・スネルグローブ: 海洋生物調査

海洋学者ポール・スネルグローブが10年間にわたるプロジェクトの結果を私たちに話してくれます。このプロジェクトの目的は海に生息する生物をすべて調査するというものです。センサス・オブ・マリン・ライフの調査による驚愕の発見を映し出した見事な写真を披露してくれます。
(TEDGlobal 2011、翻訳 Keiko Ishiwata、校正 Masaki Yanagishita)

2015年4月11日土曜日

もしもmRNAが薬になったら? | ステファン・バンセル | TEDxBeaconStreet

バイオテク産業は過去30年に渡り、リコンビナントタンパク質を精製し、治療に驚異的効果を上げてきました。では、もしタンパク質を作る為に、必要に応じてmRNAを薬剤として使えるならどうでしょう?モデルナ・セラピューティックのCEO、ステファン・パンセルが画期的なmRNA薬剤を紹介します。 このビデオは、TEDカンファレンスとは独立して運営されるTEDxイベントにおいて収録されたものです。
(翻訳 Eriko Tsukamoto、校正 Reiko Bovee)

博物館や美術館があるのはなぜだろう? ― J. V. マラント

博物館や美術館は、2000年以上もの長い間、人間の歴史の一部でしたが、昔から現在私たちが訪れる博物館のような形であったわけではありません。J. V. マラントが、紀元前530年に(ある王女によって)作られた初めての博物館から、P. T. バーナムのフリークショー、そしてそれ以降に至るまで、博物館や美術館の進化を明らかにします。
(講師:J. V. マラント、アニメーション:Zedem Media、翻訳 Moe Shoji、校正 Tomoyuki Suzuki)
*このビデオの教材: http://ed.ted.com/lessons/why-do-we-have-museums-j-v-maranto

TED のアイデアを広げる | クリス・アンダーソン | TEDxSF

第一回の TEDxSan Francisco において TED キュレーターのクリス・アンダーソンがTED の歴史とTEDx の創生について紐解きます。
(翻訳 Ooyama Akinori、校正 Takafusa Kitazume)

ナディン・バーク・ハリス: いかに子供時代のトラウマが生涯に渡る健康に影響を与えるのか

子供の頃のトラウマは、単に成長するにつれて回復するようなものではありません。小児科医であるナディン・バーク・ハリスはこう説明しています。繰り返し行われる虐待やネグレクトのストレス、親の精神疾患の苦しみや薬物中毒の問題は、脳の発達にとって、現実的で確実な影響を持っていると。非常に深刻なトラウマを経験した人たちへの影響は生涯に渡り、肺癌や心臓疾患のリスクが通常の3倍あるという事が明らかにされています。このトークは、トラウマの予防と治療に、妥協せずに立ち向かう、小児科医療に対するの熱のこもった嘆願です。
(TEDMED 2014、翻訳 Shoko Takaki、校正 Masaki Yanagishita)

“Lifesaver” ‐対話型動画を救命に役立てるには|マーティン・パーシー|TEDxTUHHSalon

“Lifesaver”は対話型動画を使用し心肺蘇生法のような応急手当の方法をより上手に教えるためのアイデアです。これはwww.life-saver.org.uk で現在は無料で利用でき、数々の賞を受賞したサイト(またはアプリ)です。脚本と監督を担当したマーティン・パーシーは、“Lifesaver”開発にまつわる裏話とこのサイトの使い方を紹介して、あなた自身が人の命を救うのだということを伝えます。 このビデオはTEDカンファレンスとは独立して運営されるTEDxイベントにおいて収録されたものです。
(翻訳 Tamami Inoue、校正 Naoko Fujii)

どんな言語でも習得できる5つのテクニック | シッド・エフロモビッチ | TEDxUpperEastSide

多言語話者であるシッド・エフロモビッチが、新しい言語を学ぶときに感じる不安を取り除く5つの方法を教えてくれます。 シッドは歩く多言語辞書です。ブラジルで生まれ育った彼は世界を旅し、今はニューヨークで砂糖の貿易の仕事をしています。教えることが好きな彼は2006年から多くの若いリーダー達のグループを率いてきました。これまで3つの大陸でワークショップや講演、講義をしており、現在はスキルシェアでマスターティーチャーとして幸せをの育み方や、外国語習得の講義を行っています。
(翻訳 Ami Okuno、校正 Aine Ito)

ヘクター・ルイズ: 「50×15」の背景にある考え

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ社(AMD)の会長であるヘクター・ルイズは、全ての人がインターネットにアクセスできるようにしたいと考えています。このトークで、彼は自身の異色の人生を語り、さらにAMDの「50×15」構想について説明します。これは2015年までに世界の50%を結びつけようと呼びかけるものです。
(TEDGlobal 2007、翻訳 Naoko Fuiji、校正 Claire Ghyselen)

ジーナップ・トゥフェックチー: インターネットで社会運動が容易になっても、目的達成は難しいのはなぜか?

今日情報が広がるスピードはとても速く、「ウォール街を占拠せよ」のように一通のEメールで世界規模の意識向上運動が始まることもあるのです。しかし、技術・社会学者のジーナップ・トゥフェックチーよると、ソーシャル・メディアによる運動は簡単でも、実際長期的な社会の変化変革を妨げているのです。彼女はガジからアラブの春、ウクライナ、香港まで、いかに今日の運動が、ゆっくりと手間暇をかけた運動に比べ成果が上がっていないのかを説明します。
(TEDGlobal 2014、翻訳 Masako Kigami、校正 Tomoyuki Suzuki)

ガイ・フィリップ・ゴルトシュタイン: サイバー攻撃が現実世界にもたらしうる脅威

今日、攻撃者側の痕跡を残すことなく他国のコンピューターシステムに干渉するサイバー攻撃が増加の一途をたどっています。(スタックスネット・ワームはその一例です。) TEDxParisにて, サイバー攻撃がデジタル世界を飛び越え実世界における武力衝突引き起こすそのメカニズムと、この地球全体のセキュリティ危機をいかにして回避するのか、ガイ・フィリップ・ゴルトシュタインがお答えします。
(TEDxParis 2010、翻訳 Takahiro Shimpo、校正 Claire Ghyselen)

数学とは? | 森田 真生 | TEDxKyoto

「数学の演奏会」をご存知ですか?数学のステージで拍手に包まれる演奏家、それが森田真生さんです。2010年、東京大学理学部数学科在学中に、福岡県糸島市に数学道場「懐庵」を立ち上げたのが、独立研究者としての第一歩。以来、「思考を超えた制約の中に思考を投げ出す」ことをテーマに、さまざまな実験的ワークショップを開催しながら、大学制度の外側で独自の研究活動を展開してきました。主な関心は「圏論」「計算論」。現在は京都に拠点を構え、自然と「ともに-考える(com-putare)」という、言葉本来の意味での計算(computation)ということを理論的、実践的に追求しています。同時に、数学の世界の数々「名作」を「演奏する」ことをコンセプトに、「数学の演奏会」を全国各地で開催しています。 このトークは、TEDカンファレンスから独立して、ローカルに運営され、撮影されたものです。
(校正 Reiko Bovee)

最後のバナナ: 確率の思考実験 - レオナルド・バリチェロ

サイコロでこんなゲームをすると考えてみましょう: サイコロを振って一番大きな数が1、2、3、4ならプレーヤー1の勝ち、5か6ならプレーヤー2の勝ちです。 どちらが確率的に勝ち目がありそうでしょうか?レオナルド・バリチェロは、確率論が、このパズルの直感に反する答えを導き出すことを説明します。
(レッスン: レオナルド・バリチェロ、アニメーション: Ace & Son Moving Picture Co, LLC.、翻訳 Misaki Sato、校正 Tomoyuki Suzuki)
レッスンの全編はこちら: http://ed.ted.com/lessons/the-last-banana-a-th
ought-experiment-in-probability-leonardo-barichello

社会的影響を与える科学の潜在力 | ハヤット・シンディ | TEDxCERN

科学には 世界中の様々な問題を解決する力があります。しかし、研究と応用の間には乖離があるのも事実です。 ハヤット・シンディは、女性初のサウジアラビアの諮問評議会のメンバーの一人であり、 科学者が新しい考えによって社会に影響を与えることができるような機会を作っています。 このビデオはTEDカンファレンスとは独立して運営されるTEDxイベントにおいて収録されたものです。
(翻訳 Saeko Hashimoto、校正 Yuko Yoshida)

腎臓は体内で、どのように働いているのか?―エマ・ブライス

暑い日に、コップに何杯か水を飲んだ後、トイレに突然いきたくなるとします。この感覚の背後には、豆の形をした2つの臓器が微調整されたセンサーとして働いています。エマ・ブライスがこの優れた腎臓が、どのように体の水分を調整し、血液中の老廃物をとらえ、ビタミンやミネラル、ホルモンを産生促進して、体を生かしているかを解説します。 (レッスン:エマ・ブライス アニメーション:トレメンダスネス、翻訳 Naomi Mandel、校正 Masaki Yanagishita)
*このビデオの教材: http://ed.ted.com/lessons/how-do-your-kidneys-work-emma-bryce

周期ゼミ:地下に眠る大群 - ローズ・エベレス

13年か17年毎に、何十億匹のセミが地中から発生し、脱皮し、交尾し、死んでいきます。セミの成虫は地上で数週間だけ過ごしますが、あなたは何とかそれを無視しようと、ひどく悩まされるでしょう-とても騒々しいからです!ローズ・エベレスは、まだ分からない分野があることを認めつつも、この騒々しい昆虫についてあなたが知っておくべき全てのことを説明します。
(講師: ローズ・エベレス、アニメーション: エリ・ エーニゲンブルグ、翻訳 Takamitsu Hirono、校正 Tomoyuki Suzuki)
* このビデオのレッスン: http://ed.ted.com/lessons/cicadas-the-dormant-army-beneath-your-feet-rose-eveleth

甲状腺がどのように体の代謝を調整しているのか―エマ・ブライス

甲状腺は、控えめながらも体全体を支配する司令塔のような、首にある小さな臓器です。私達の体細胞がうまく機能するよう管理している甲状腺の機能を、エマ・ブライスが説明します。
(レッスン:エマ・ブライス、アニメーション:トレメンダスネス、翻訳 Naomi Mandel、校正 Reiko Bovee)
この教材ビデオ:http://ed.ted.com/lessons/how-does-the-thyroid-manage-your-metabolism-emma-bryce

ヴィンセント・クシュテル: 317日に渡る人質生活を送って

チェチェン共和国の国連高等弁務官事務所で働いていた1998年、ヴィンセント・クシュテルは317日間人質として捕らわれました。地下の独房という暗闇に住まうことの恐怖やベッドに繋がれた体験から誘拐犯との予期しなかった会話まで、自身の体験を公の場で初めて語ります。叙情的でパワフルな語り口で、現在まで同じ仕事を続けている理由を教えてくれます。2000年以降、人道支援活動家に対する攻撃は3倍にも増加しています。クシュテルがこれが世界に何を警告しているのか考えさせてくれます。
(TEDxPlaceDesNations 2014、翻訳 Mari Arimitsu、校正 Ami Okuno)

クリストファー・ライアン: 乱交は人間の動物的本能?

現代社会では、男と女はカップルになりパートナー以外と性交渉してはいけないという常識が浸透している。実は農業以前の人類は不特定多数と性関係にあるのが普通であった――『性の進化論』の共著者クリストファー・ライアンは、批判を覚悟の上でヒトの性行動の本質的多様性を人類史を振り返りながら紐解く。セクシュアリティについてのより適切な理解によって、性にまつわる差別や恥、非現実的な理想に家族・人間関係が壊されるのは終わりにしよう、と訴える。
(TED2013、翻訳 Riaki Ponist、校正 Claire Ghyselen)

僕こそバットマン ― エイミー・レイ

夜の闇を飛び回り、静かに監視の目を光らせて、世界を悪から守っているのは何者でしょう?バットマンでしょうか?コウモリ...ではどうでしょう?バットマンのように、コウモリもまた、大いに誤解され、悪者だと思われているのです。エイミー・レイは、コウモリが危険な悪者であるという通説を否定して、コウモリがなぜ実はヒーローのような扱いに足る存在であり、私たちが守るべき動物であるかを説明します。
(レッスン: エイミー・レイ アニメーション:TED-Ed、翻訳 Moe Shoji、校正 Mari Arimitsu)
*レッスンの全編はこちら: http://ed.ted.com/lessons/i-m-batman-amy-wray

モニカ・ルインスキー: 晒された屈辱の値段

「残酷なスポーツを観て楽しむように、公然と侮辱するのは止めるべき」だとモニカ・ルインスキーは訴えます。1998年当時、個人的な信用を世界的な規模でほぼ一瞬のうちに失ったのは、彼女が初めてだったのです。彼女が経験したように、ネットで屈辱的な情報を晒されることは今では日常的な出来事になりました。彼女は勇気を出してネットにおける「屈辱の文化」を考察し、それとは別の道が必要だと訴えます。
(TED2015、翻訳 Kazunori Akashi、校正 Eriko T)

2015年4月2日木曜日

バクテリア、抗生物質、そして私たちの体 | プラティック・シャー | TEDxBeaconStreet

私たちの腸にはバクテリアが住んでいて、それらのうちのあるものは私たちの健康を助け、あるものは害します。下痢性感染症を引き起こす「悪いバクテリア」は何百万人もの人々の命を奪って行きます。これらの疾病の治療のために頼っていた抗生物質はバクテリアを殺しますが必要なバクテリアまで殺してしまいます。更に今、抗生物質耐性問題が忍び寄って来ているのです―。
(翻訳 Eriko Tsukamoto、校正 Masaki Yanagishita)

ビッグデータの歴史を探る — ティム・スミス

このレッスンの教材: http://ed.ted.com/lessons/exploration-on-the-big-data-frontier-tim-smith 世の中には驚くほど大量のデータが存在しています。CERNの物理学者は大規模データを保存し共有する方法について何十年も考え、ビッグデータ問題を「解決」すると共に、インターネットの国際化を促しました。50年前から今日に至るまでのCERNのビッグデータとの関わりについて、ティム・スミスが語ります。 (先生: ティム・スミス、アニメーション: TED-Ed、翻訳 Tomoshige Ohno、校正 Takahiro Shimpo)

P・W・シンガー: ロボットと戦争の未来

戦争でロボットが広範囲に使用されることにより、実際の戦闘がどのように変わっているのかを P・W・シンガーが語ります。S.F. にあるようなシナリオが、今ではもう現実になろうとしています。
(TED2009、翻訳 Akira Kakinohana、校正 Masaki Yanagishita)

ガイ・ウィンチ: 感情にも応急手当が必要な理由

私たちはインフルエンザのような症状が出た時やなかなか治まらない痛みを感じる時には医師を訪ねます。それなら、罪悪感や喪失感、孤独感など感情の痛みを 感じた時も専門家に会いに行ってはどうでしょうか?あまりにも多くの人が心理的な健康問題には自力で対処している、とガイ・ウィンチは言います。でも、そんなことしなくていいのです。彼は感情の「衛生」を実践することについて、とても興味深い説明をしてくれます。それは、自分の感情や心を身体と同じくらい大事にするということです。
(TEDxLinnaeusUniversity 2014、翻訳 Naoko Fujii、校正 Misaki Sato)

ジェンダー不平等の驚くべき神経科学 |ジャネット・クローフォード | TEDxSanDiego

ジャネット・クローフォードが、ジェンダーに関してしばしば行われる無意識のうちの関連付けに深く切り込みます。世界を理解するために、脳がいかに関連付けを行っているかを彼女が話すにつれ、私たちは自分たちの脳が無意識に行っている関連付けについて振り返らずにいられません。心強い気持ちになる本トークは、男性にも女性にも語りかけ、積極的な関わり合いと好奇心によって、非難することから行動を起こすことへとシフトする手助けをするように私たち皆に問いかけます。 このビデオはTEDカンファレンスとは独立して運営されるTEDxイベントにおいて収録されたものです。
(翻訳 Moe Shoji、校正 Masaki Yanagishita)