2017年3月23日木曜日

狂気と繋がること | ジム・ファン・オース | TEDxマーストリヒト

ジム・ファン・オースは、「統合失調症」という病気は「絶望的な遺伝性の脳の病気」だと誤解されていて、「完全に障害された状態」のまま放置されてきたと説明しています。事実、近年の科学研究によって、軽度な狂気の状態―精神疾患―は、人口全体をみると非常にありふれていて社会的、情緒的要因に関連していることが分かってきました。したがって、狂気は人間の多様性の一つなのです。日々の生活の中で思考や体験を追跡する新しい携帯アプリを使うことで、私たちは狂気と繋がることができます。 ジム・ファン・オースはオランダのマーストリヒト大学医療センターで精神医学的疫学の教授、精神心理学科の学科長、ロンドンの精神医学研究所で精神医学的疫学の客員教授を務めています。彼はモロッコのカサブランカ、フランスのボルドー、そして最終的にイギリスのロンドンにある精神医学研究所とモーズレイ病院、ベドラム王立病院で精神科の研鑽を積みました。臨床訓練が終わると、ロンドン公衆衛生・熱帯医学研究所の臨床疫学の3年目研修員として、イギリス医学研究評議会から表彰を受けました。1995年、マーストリヒト大学医療センターに転勤しました。 彼はActa Psychiatrica Scandinavica、European Psychiatry、Psychological Medicine、Schizophrenia Research、Schizophrenia Bulletin、Early Intervention in Psychiatry、Epidemiology and Psychiatric Sciences、Psychosis Journal、The Journal of Mental Health、the Journal of Psychiatry and Neurological Sciencesなどの編集委員をしています。また、PLoS ONEの学術編集員でもあります。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

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