2017年6月7日水曜日

ドイツに住むシリア難民 ー ユーモアで偏見をなくそう | アブドゥル・アッバーシ、アラー・ファハム | TEDxMünster

アブドゥル・アッバーシとアラー・ファハムは、GermanLifeStyle GLS(ドイツ式ライフスタイル GLS)を立ち上げ、FacebookのページやYouTubeのチャンネルを使って、ドイツに住む若い難民に向けてアラビア語とドイツ語でメッセージを発信しています。シリアから来たこの2人は、文化の違いについてユーモアたっぷりに説明し、ドイツとシリアについてのコントやジョークで知られるようになりました。多くのアラブ人がドイツで新しい生活を始める手助けをしながら、難民に向けられたステレオタイプを払拭しています。 アブドゥル・アッバーシは、アラブ首長国連邦に生まれ、4歳のとき両親とシリアのアレッポに移り住みました。シリアの内戦が始まった2012年、アブドゥルは両親とシリアを去りました。一家はエジプトとリビアで暮らし、アブドゥルはトルコに移り住んだのちにドイツの学生ビザを申請しました。現在アブドゥルは、ゲッチンゲンで歯科学を学びながら、異文化交流のためにYouTubeビデオを作成したり、複数の人道支援団体でボランティアとして働いています。 アラー・ファハムは16歳のときに父親と共にシリアからサウジアラビアへ移り住み、Aレベル(イギリスの大学入学資格)を取得しました。18歳のときドイツのビザを申請するために、単身サウジアラビアからトルコへ渡りました。ドイツの学生ビザを取得し、アラーは2015年始めにドイツに移り住みました。アラーはベルリンとハンブルグで暮らし、ドイツ語のコースと大学入学準備コースを修了したところですが、文化交流のためのビデオを制作したり、スポーツ記者として活動したりもしています。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Misato Noto、レビュー Moe Shoji)

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