2018年2月14日水曜日
生きる苦しみはいかにして私を内なる平和へと導いたか | シャノン・N・ スミス | TEDxHimi
平和とは何か? いまだかつてない複雑さを擁するこの世界で、果たして内なる平和を保つことは可能なのだろうか? シャノン・スミスは、自らの人生を語ることで、問いに答える。苛立ちに突き動かされ、迷い込んだ先にあったのは、人の心を変えてしまう薬物、カルト宗教、拒絶、孤独、苦しみだった。そんな彼が歩むことになった道のりは、一見、平和とは何の繋がりもないように見えるだろう。しかし、彼は言う。「対立と怒りが、わたしを内なる平和へと導いたのです」
シャノン・N・スミスはアメリカ人の父と日本人の母の間に生まれる。高校卒業まで日本のインターナショナルスクールやアメリカンスクールに通い、多様な文化を吸収する中、宗教・人種・文化を超えた平和な世界を実現したいというビジョンが湧く。しかしこのビジョンを内に秘め、悩み、行動した結果、死と隣り合わせの生活を送ることになる。 やがて「信じるもののために全てを投げ打つ経験」「信じていたものが根底から覆される経験」「信頼していた人が離れていく経験」などを紆余曲折を経て、根本的に見落としていた人として大切な事に気付く。現在は翻訳・通訳、スピーカーキュレーター、英語講師、マインドフルネスなどを通じて人の良いところを引き出す手助けをしている。
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Yuko Shirakawa、レビュー Riaki Hirota)
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